リースリング

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リースリングはドイツ、フランス北部を代表するぶどう品種です。ドイツと言うと今でも甘口の白ワインのイメージを持たれる方も多いかも知れません。しかし、近年はスッキリとした品のあるリースリングの辛口白ワインが主流で、蒸し暑い日本の夏には欠かせない存在となってきています。

リースリングの味わいの特徴

リースリング

「最も高貴なぶどう品種」とも称されるリースリングの特徴として真っ先に上がるのは品のある伸びやかな酸味です。またテロワールを写す鏡とも言われるほどにその土地の特徴をよく表現します。

香りはアロマティックでリースリングによく使われる表現は白い花、柑橘類、青リンゴや時には白桃、完熟した濃厚なブドウから造られるリースリングには熟したパイナップルやアンズなどの香りも出てきます。ペトロール香と言われる石油やガソリンに似た香りもよく見られます。ガソリンと言うとあまり良くないイメージもあるかと思いますが、ほのかなペトロール香はワインに気品を与えることが多いです。ドイツをはじめとする伝統国のリースリングは熟成と共にペトロール香が現れ始めます。反対に日照量の多い新世界(ニュージーランド、オーストラリアやオレゴン)などでは比較的若いリースリングでもペトロール香が出やすくなります。

産地と特徴

1. モーゼル

ドイツリースリングの代表産地。モーゼルのリースリングはボディは軽めでアルコールは低く、酸味が高いのが特徴。花やリンゴ、洋ナシのような果実味を持つ、繊細さと透明感の極みともいえるスタイルです。


2. ラインガウ

モーゼルと並びドイツの二大産地の一角。ラインガウはモーゼルと比べ緯度はほぼ同じながらもやや温暖な気候の為、円熟味が増してボディはより重厚。桃の風味を持ち、力強さとエレガンスを兼ね備えています。


3. アルザス

フランスの古くからのリースリングの銘醸地。スタイルは多様ですが、一貫して高い酸味と鋼鉄のような張りつめたミネラル、そして上品に纏められたアロマを持つリースリングが造られています。

 

4. オーストリア

ドイツよりもやや温暖な気候で育つリースリングから造られるワインは、リンゴや洋ナシなどの果実のアロマと高い酸を兼ね備えた、豊潤なスタイル。熟成ポテンシャルも秘めた、高品質なワインが生み出されています。国内の15%以上の畑でオーガニック栽培が行われているオーガニックワインの生地としても知られています。