Firadis

Rionel Faury

ローヌでエレガンスを表現する才能溢れる若きスター

リオネルが1950年に設立した家族経営のドメーヌを三代目として引き継いだ2006年時点で、彼は22歳でした。17haの畑を所有しており、そのほとんどが急斜面に位置しているため、作業は基本手作業にて行われます。古代ローマ時代に切り開かれたこれらの畑を所有していることに誇りを持つ彼はシラーとヴィオニエという表現力豊かな品種を用いてこの類まれなるテロワールを最大限に表現しています。またヴィンテージの反映にも尽力しています。

リオネルは「フィネスとフレッシュさを感じるワインが好み」と語っており、彼のワインはまさにそういった要素を感じさせます。W.A.は彼のワインを「力強さよりもエレガンスと調和が印象的である」と評し、ジャンシス・ロビンソンもリオネル・フォリーのコンドリューをギガルやジョルジュ・ヴェルネと並べおすすめしています。スタンダードのラインから各評論誌で高い評価を受けており、注目に値する若き作り手と言えます。

Saint Joseph Rouge Gloriette V.V. 

良く熟した黒果実のアロマ。ミネラルをはっきりと感じ、ボイセンベリー、チェリー、スミレの砂糖漬け、オリーブペースト、エキゾチックスパイスのフレーバー。果実が良く熟しリッチでありながらスパイシーでエレガントなフィニッシュは長く続く。