フランツ・ケラー

Franz Keller

ドイツ最高峰の赤ワインの名手

ドイツ最南端に位置しピノ・ノワールの聖地として知られるバーデンの中で標高550mまで隆起しているカイザーシュトゥール地区にワイナリーを構え家族経営を行うのが、ドイツ赤ワイン最高峰の生産者フランツケラーです。

現四代目当主フリッツはワインメーカーでありながら高品質なフランスワインに特化したワイン商でもあり、その肥えた目利きで仕入れるケラーのワインにも一流の品質が現れています。また、フリッツは一つ星レストランの経営者でもあり、嗜好品としてではなく、であれもが食事と楽しめるものだというメッセージが感じられます。色の濃い火山性土壌で育ったブドウは、ワインに特有のミネラル感とスモーキーさを与えます。凝縮感がありながらもエレガント、ピュアで明快な味わいのフランツケラーのワインはどれも素晴らしい品質を誇ります。

評論誌での輝かしい功績

フランツ・ケラーのワインの品質の高さは大きく認めら得れており、2010年には赤ワイン生産者No.1に贈られる「Beste Rotwienkollektion」を受賞し、アイヒェルマン誌では最高評価5つ星を獲得。WA誌は「バーデンで最も素晴らしいピノ・ノワール」と大絶賛、デカンター誌のドイツのピノ・ノワールTOP20に選出される評価を得ています。

一般的には赤ワインの評価が高いことで知られていますが、実際にトップソムリエがいるレストランではフランツケラーの作るガストロノミックな白ワインが重宝されてもいます。プロから愛好家にまで一貫して高く評価される本物のグランヴァンを生み出し続けている名門です。