ジャン・ピエール・ギヨン

ジャスパー・モーリス大絶賛の今最も勢いのあるヴォーヌ・ロマネのスター生産者

多くの人々から注目されているヴォーヌ・ロマネ村に本拠を持つドメーヌ・ギヨン。代々、同地でワインに携わって来た家族経営の造り手です。その当主Jean-Pierre Guyonは、1991年に父から受継ぎ、2006年からは有機栽培に移行し、2012年には認証を得るなど、しっかりとした歩みを見せています。

長く注目されなかった理由には、当主Jean-Pierre Guyonがブドウ畑で過ごす時間が長過ぎ、広報、営業活動まで手が回らなかったことによる様です。ジャスパー・モリスMWは、彼のワインに初めて出会った時、その卓越した品質とその真摯な姿、そしてその価格に驚きを隠せなかったことを後に語っています。彼はギヨンのあるワインをルロワのワイン以外では稀に見る凝縮感と表現しています。

Jean-Pierre Guyonの高い志のもと、醸造では、全房醗酵を行い、圧搾(プレシュラージュ)には垂直圧搾機を用いバランスを求め、その後の熟成では、地元のクーパレッジ(樽職人)と共に造った228Lの樽で、13ヶ月以上の樽熟成を行います。新樽の使用は、それぞれの状態によって決め、瓶詰には月のスケジュールに沿って行われます。

現在、畑はヴォーヌ・ロマネを中心に幅広く所有していますが、いずれも収量は少なく限られ、稀少です。