商品名(原語) |
Saint Joseph Rouge Dardouille |
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タイプ | 赤 / 750ml |
産地 | France / Cotes du Rhone |
生産者名 | Emmanuel Darnaud |
生産年 | 2021 |
ぶどう品種 | Syrah |
輸入元 |
Firadis |
備考 | |
![]() Emmanuel Darnaud北ローヌで着実にスターダムに上り詰めた一流ドメーヌローヌを代表し、この地の名だたるワインが一堂に集結するミシュラン3つ 星レストラン”Maison Pic”で、年間最多販売記録を樹立した実績のある名門 ドメーヌが”エマニュエル・ダルノー”である。エマニュエル・ダルノー は、クローズ・エルミタージュ南部に位置するラ・ロッシュ・ド・グラン村でワインを生産している。このエリアで生産されるワインは北部で生産されるワインよりも、より まろやかでソフトになる傾向がある。この地域は2000年代から若い世代を中心に、元詰めを行う生産者が増えてきたが、今でも約40%は 協同組合が占めている。エマニュエルは、せっかく良質なブドウが収穫できるのに協同組合に売ってしまうのはもったいないと考え、2001年にドメーヌ元詰めを始めた。 エマニュエル・ダルノーのワイン作りは、酸化や熱によるダメージを防ぐため、 収穫カゴのまま冷蔵コンテナに入れて温度を下げ、直足でピジャージュするなど、 非常に丁寧で繊細である。その丁寧なワ イン作りが認められ、Wine Advocateや Jeb Dunnuckから高い評価を獲得している。またフランスのワイン専門誌La Revue du Vin de Franceでは「クローズ・エルミタージュにおいて確固たる地位を獲得している生産者」と高く評価され、アペラシオンの代表格にまで成長した。 義父である重鎮ベルナール・フォーリーから貴重なエルミタージュの畑を受け継ぎ、更なる高みを目指す。エマニュエルの義父はエルミタージュの重鎮ベルナール・フォーリーで ある。エマニュエルはボーヌでワイン醸造を学んだ後、ベルナール・フォー リーで修行を積み、その後1.5haの畑をフェルマージュ(地主と賃貸契約をした 土地で、ブドウ作りをすること)してワインの生産を開始している。修行先で あったベルナール・フォーリーの娘と結婚したことによって、サン・ジョセフの 中でもジャン・ルイ・シャーヴが所有する畑の隣に位置する良区画を譲り受け るなど、徐々に所有畑を拡大していった。また、2003年以降は栽培家であっ た実父からも畑を相続し更なる拡大を叶えた。現在はサン・ジョセフ16.5ha、ク ローズ・エルミタージュ2.5ha、エルミタージュ1.5haの合計20.5haの畑を所有し ている。 そして、2021年にフォーリー家が20世紀初めから所有する貴重なエルミター ジュの畑(グレフュー、メアル、ベサール)を、受け継ぐことになった。 自然を深く洞察するエマニュエルの義父ベルナールは、ビオなどという言葉 がない時代から丁寧に手で畑を耕し、ボルドー液以外は使わずにブドウ栽培 をしてきたこともあり畑には生命力が溢れている。ベルナールは全房を使用 し、醸しは短く、大樽での熟成することによって厳格なエルミタージュを生産し ていた。次世代となるエマニュエル・ダルノーの手を経てどのようなエルミター ジュがこの畑から誕生するのか、世界中が注目し、期待をしている。 Saint Joseph Rouge Dardouille樹齢30-80年。ブラックベリー、カシスの黒系果実にスパイスのアロマ。 濃厚な果実を繊細なミネラルが支える。アフターではしっかりとしたタン ニンが感じられ、骨格がしっかりして深みがあるワイン。 |