Nowack

250年以上もの間シャンパーニュで葡萄栽培を営んでいるノワック家に生まれたフラビアンは様々な改革をおこないました。ビオへの転換などを行った彼の功績の中でも特筆すべきは単一区画、単一品種、単一年によるシャンパーニュ造りでしょう。

「テロワールのピュアさ、力強さを余すことなく表現するワイン」を求めた末に導き出した手法で、あえてノンヴィンテージとしてリリースします。2020年には「より一般的なシャンパーニュ」をコンセプトに複数区画/品種/収穫年をアッサンブラージュした新たなキュヴェ「S.A.」をリリースしました。

革新的な手法を取り入れつつも実際はそれ以上に味わいやクオリティが評価され、国内外問わず星付きレストランやビストロにオンリストされています。挑戦的な新当主が率いるノワックの注目は着実に高まっていると言えます！

S.A. Sans Anee

2020年初登場の新キュヴェで、今のノワックを知るためのはじめの一本としてリリースされました。本拠地であるヴァンディエール村の複数の区画、複数のヴィンテージのムニエとシャルドネをブレンドしノワックのシャンパーニュの総体的なイメージを表現しています。

ドライアップルやライム、レモンの鮮烈な酸を感じるアロマが漂い、アタックからアフターまで一貫して非常にドライです。クリスタルのような硬質さと透明感もあり、長いフィニッシュとバランスの取れた、心地よい口当たり