アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール / Alice et Olivier de Moor

Alice et Olivier de Moor
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2026年2つ星
ディジョン大学・醸造学部の同級生だったアリスとオリヴィエの二人が1994年、計4haの畑(シャブリ 3ha の畑とサン・ブリ 1ha )からスタートしたドメーヌです。
アリスは祖父が農家で、シャブリのほかオーストリア、ポルトガルでも経験を積みます。
生産の主力はシャブリとアリゴテで創業以来、自社畑は主にシャブリとサン・ブリのエリア。創業以来クロード・クルトワなどの生産者達との親交の中、除草剤の使用を減らし少しづつビオロジックに転換。
2002年には酸化防止剤無添加キュヴェも実験的に生産したこともあり、2005年にはビオロジック栽培に完全転向し、2008年に認証を得ています。2009年からはネゴシアンもスタート。2017年ヴィンテッジからはシャブリ・プルミエ・クリュのリリースも開始し、ますます意気が揚がる生産者です。
枝の誘引や除葉などまでを格別の丁寧さで手作業で行う真摯な栽培が生むワインは、パリのレストラン向けヴァン・ナチュール試飲会などでは常に大絶賛される人気を確立していました。2026年にはギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2026にて2つ星評価を獲得しています。
シャブリ新御三家
いまでは、シャブリの大御所フランソワ・ラヴノー(Francois Raveneau)、ヴァンサン・ドーヴィサ(Vincnet Dauvissat)に続き、トップレンジに名を連ねる存在となりつつある注目のドメーヌとなっています。
そして同じく、シャブリの地で新たに名を轟かせているパトリック・ピウズ(Patrick Piuze)、モロー・ノーデ(Moreau Naudet)と並んで「シャブリ・ニュージェネレーション御三家」の一角と呼ばれ世界から高い評価を獲得しました。