アンリ・リシャール / Henri Richard
Henri Richard

アンリ・リシャール
ビオディナミを取り入れ大きく飛躍を遂げた一流生産者
アンリ・リシャールの父、ジャン・リシャールによって1938年に設立された、ジュヴレ・シャンベルタン村では歴史の古いドメーヌのひとつです。この頃は、ほとんどの栽培家がネゴシアンにブドウを販売していましたが、いち早く元詰めを始めました。所有面積わずか4.5haの小さなドメーヌが素晴らしい変貌を遂げたのは、1992年にパトリック・マロワイエ氏が醸造長になったことでした。マロワイエ氏は、ピエール・ダモワなどいくつかのコート・ド・ニュイの名門ドメーヌの醸造長として活躍し、ジュヴレ・シャンベルタンの醸造家たちから名手と尊敬される醸造家です。いいワインにはいいブドウが欠かせないという哲学を強く持ち、2000年にジュヴレ・シャンベルタンでいち早く有機栽培を取り入れ、2001年にオー・コルヴェの畑でビオディナミを開始しました。
2005年にエコセール認証取得、2013年から完全にビオディナミに移行し、ジュヴレ・シャンベルタン村にて公的機関の認証を得ている数少ない生産者のひとつとなりました。今では、ワイン専門誌「ギド・フルール Guide Fleurus」にも掲載されるようになりました。2008年より、アンリ氏の孫娘サラ・バスティアン女史が4代目となり、醸造長はマロワイエ氏から後を引き継いだギヨーム・ベルティエ氏になりました。
所有している畑
アンリ・リシャールは、ジュヴレ・シャンベルタンを中心に約4.5ヘクタールの畑を所有しています。
グラン・クリュ(特級畑)
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シャルム・シャンベルタン(Charmes-Chambertin)
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マゾワイエール・シャンベルタン(Mazoyères-Chambertin)
村名・その他
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ジュヴレ・シャンベルタン オー・コルヴェ(Gevrey-Chambertin "Aux Corvées")
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マルサネ(Marsannay)
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コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・ブラン(Côte de Nuits Villages Blanc)
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アリゴテ(Aligoté)
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クレマン・ド・ブルゴーニュ(Crémant de Bourgogne)
アンリ・リシャールのおすすめのワイン
2016 マゾワイエール・シャンベルタン / アンリ・リシャール
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