商品名(原語) |
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タイプ |
白 / 750ml |
産地 | Italia / Toscana |
生産者名 | Formiche |
生産年 | 2023 |
ぶどう品種 |
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輸入元 | Vin Amis |
味わい |
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Formiche「新世代のワインメーカーを代表するワイン」- ジャンシス・ロビンソンイタリア・ヴェローナで開催される世界三大ワイン展示会のひとつヴィニタリー。多くのワイン生産者やワインビジネス関係者が集まるイベントであるが、高額な参加費がネックとなり若手の新規生産者がブースを持つにはハードルが高い。そんな若手生産者を応援する目的で、同じくヴェローナで”Drink with Love”というイベントが開催されている。2022年が初回の比較的新しいイベントであるが、早くも才能ある若手生産者の登竜門イベントとして注目を集めている。そんな中で、ジャンシス・ロビンソン誌でイタリアを担当するウォルター・スペラー氏が「新世代のワインメーカーを代表するワイン」として絶賛したことで、デビューしたばかりのフォルミケはイタリア国内外で一気に注目を集める存在となった。 土着品種アンソニカに焦点を当てた、土地を表現するためのワイン造り彼らの畑はマレンマ海岸の南、カパルビオと呼ばれる町で、海から数kmのところにあり潮風の影響で気温の急上昇を和らげている。土壌はアンソニカと相性が良いとされる貝殻を多く含む赤い砂質土壌である。畑では銅や硫黄の使用はごく少量のみに抑え、つくしやイラクサなどのハーブの抽出液を用いて病害を防いでいる。「僕らはこの土地の植物が自然な均衡を保つことを重要視している。ブドウやほかの植物も昆虫もすべてがこの地の生態系の一部であり、決してブドウ畑、ブドウ樹が中心となるアプローチは行わない。より全体的なシステムとしてのアプローチをするよう心掛けているよ」と語る。 セラーではできる限り介入をせず「ブドウがそのヴィンテージを表現しているから、僕たちはその特徴をワインに表現することを手伝うだけ。ワインは自分たちで成長することができる。」と語り、発酵は野生酵母のみで一部全房で優しくプレスし、清澄や濾過は一切行わず、硫黄は必要な場合にのみ少量添加する。
Ansonica Costa dell'Argentarioスキンコンタクトを行わないが濃い黄色。レモン、花梨やリンゴなどのアロマにスモーキーな印象。口当たりはふくよかで丸みがある。塩気を感じさせるミネラルと旨味が中盤から余韻にかけて長く続く。フィニッシュはレモンの風味とビターオレンジ。 |