ワインの保存方法

ワインは非常に繊細な飲み物のため、抜栓後は1日で飲まないといけないと思い、つい無理に飲み干そうとすることもあるのではないでしょうか。しかし実は、抜栓後のワインでも正しく保存すると数日間は美味しく楽しめます。

今回はセラーがお家に無い方でもできる保存方法をご紹介いたします。

 

 抜栓後のワインの保存方法

初めに、ワインは抜栓すると急速に酸化が進み品質が劣化していきます。そのため、抜栓でも瓶内で空気の出入りが自由に行われないように保存する必要があります。もっとも簡単な方法はコルクを挿し直すことです。

抜栓したコルクを挿し直すことで瓶内の密閉が保たれ酸化を抑制します。この際にコルクを逆さまに挿し直すと比較的楽にできます。衛生的に気になると言う方はコルクにラップを巻くことでコルクとワインが接触することを防ぐことができます。

コルクを刺した後はできるだけ立てて置いておきましょう。ワインと空気の接触面を小さくするためです。

 セラーをお持ちでないお客様は白ワインは冷蔵庫へ、赤ワインの場合は夏場は野菜室、涼しい季節は日光が当たらない静かな場所で保存しましょう。

 

さらに、抜栓後のワインの劣化から守るグッズも色々なものがあります。 

ワイングッズ

バキュバン:ポンプと専用ストッパー(ゴム栓)を使ってワインボトル内の空気を抜くことでワインの酸化を防止します。

コラヴァン :細いニードル(針)をコルクに差し込むことにより、キャップシール(フォイル)をカットしたり、コルクを抜くことなく、ボトルの中のワインを注ぐことができます。

コラヴァンを使用すると数週間、ワインによっては数ヶ月にわたって品質を保持できますが、初期費用、ランニングコストから見ても一般家庭でしたらバキュバンで十分だと考えています。

またコルクを挿し直すことができないスパークリングワインも数日に分けて楽しめるグッズがあります。

シャンパンストッパーというグッズでガスが抜けるのを抑制します。 

 

 

しかしどんなに正しく保存していても抜栓から時間が経つと間違いなく品質は劣化していきます。 

飲み残したワインの活用法 

正しく保存していても品質がゆっくりと落ちていきます。そのまま飲むにはあまり美味しく感じられなくなったワインは、捨てるのではなく様々な用途で活用が可能です。 

活用の例についてはインスタグラムの投稿で紹介しているのでぜひそちらをご覧ください。

画像を押すと投稿をご覧いただけます。