トロ・ボー / Tollot Beaut

Tollot Beaut
実直な造りで魅せるブルゴーニュの真髄
トロ・ボーは、19世紀末から続く家族経営の歴史あるドメーヌで、サヴィニー・レ・ボーヌを中心にワインを生産しています。早くからドメーヌ元詰めに取り組んだパイオニアの一つであり、サヴィニー・レ・ボーヌの名声を高めた立役者としても知られています。一貫して果実のピュアさを重視したクラシカルなスタイルを守り続け、骨格のしっかりした力強いワインを生み出しています。ブルゴーニュの伝統とモダンな醸造技術を融合させた実直なワイン造りは、世界中のワイン愛好家から高く評価されています。
サヴィニー・レ・ボーヌに限らず、ボーヌ、アロース・コルトン、コルトン・シャルルマーニュなどにも優れた区画を所有し、赤白ともに質の高いブルゴーニュワインを生産しています。特に、熟成によって真価を発揮するストラクチャーのあるスタイルが魅力です。
ワイン造りにおいては、伝統的なブルゴーニュの醸造手法を大切にしながらも、現代的な技術を取り入れたバランスの良いアプローチを採用しています。ブドウは100%手摘みで収穫され、選果も厳格に行い、品質の高い果実だけを使用。発酵は天然酵母で行い、新樽の使用は控えめにしながらも、適度な樽のニュアンスを加えることでワインに奥行きを与えています。その結果、果実の純粋な味わいと、しなやかで調和の取れたタンニンを備えたワインが生まれます。