ジャンテ・パンショ


 

Geantet Pansiot

ジャンテ・パンショ ワイン・ライブラリー

ジャンテ・パンショは、フランスを代表する有名なワイン産地のひとつ、ブルゴーニュの中でも一際有名なアペラシオンであるジュヴレ・シャンベルタンに本拠地を置く造り手です。2006年以降は現当主ヴァンサン氏の息子であるファビアン氏が、栽培と醸造を担当。ファビアン氏は2014年からセメント発酵槽を、温度調整機能付きの木製発酵槽に変更するなど、世代交代とともに変化。しかし、醸造において100%の除梗や低温マセラシオンは今までと変わらず実施するなど、ジャンテ・パンショのスタイルを守り続けています。

ジャンテ・パンショは、ジュヴレ・シャンベルタンだけではなくシャンボール・ミュジニーの一級畑など優良な畑を少しずつ買い足し、現在では約20ha程の素晴らしい畑の数々を所有。そんなジャンテ・パンショのワインの一番の魅力は、ブドウのピュアな果実味と濃厚なエキス分。それはブドウ樹の樹齢の高さに由来しています。総じて樹齢が高く、中でもアン・シャンは1903年に植えられた樹齢100年をも超えるブドウから造られている貴重なワイン。彼らのワインはどれも凝縮度の高さがありながらも上品にまとまった絶妙なバランス。その味わいは著名な評論家をも魅了し、数々のワイン専門誌で絶賛され、高い評価を受けています。

また、ジャンテ・パンショでは全てのキュヴェに、ピノ・ノワールの一種であるピノ・ファンが含まれています。自社畑の区画では、通常のピノ・ノワールよりもピノ・ファンの方が多いと言います。ブドウの実は小さいため収量が減ってしまうものの果皮の割合が多くなるため、このブドウでワインを仕立てると、より果実の風味が際立った凝縮感のあるワインを造ることができます。個性豊かなピノ・ファンと造り手こだわりの醸造によって生まれる、濃密でありながら果実の透明感も感じられる味わいに仕上がります。

Gevrey Chambertin V.V. 

当ドメーヌの真髄ともいえるV.V.

高い樹齢から作られたぶどうの濃縮した果実が生み出す濃密でありながら繊細で透明感溢れる味わい