Jose Michel
偉大なムニエ・シャンパーニュの祖
ミシェル家はムースィ村の4haの畑を1847年から所有しており、1912年に自社瓶詰めを開始。1955年からジョゼ・ミシェル氏がメゾンの責任者となりました。伝統手法と古典原理を堅守して生むシャンパーニュは、素晴らしく長命です。
またレコルタン・マニュピュランの先駆でもあり、ピノ・ムニエの価値を世に知らしめたことも、忘れてはならない彼の功績です。2019年惜しまれながらジョゼ氏は他界してしまいましたが、60年を越えるシャンパーニュ造りの知見を盤石の土台として踏まえる彼の諸作品は、まさに匠の技そのもの。ジョゼ氏の最後のヴィンテージとなった2019年は、彼の孫であるアントナンとともに行い、現在はアントナンがメゾンの運営とシャンパーニュの醸造を担います。同世代のレコルタン・マニュピュランの造り手たちとも親交のあるアントナンは、まずはビオロジック栽培への転換を進めており、これからの躍動に目が離せません!