| 商品名(原語) | Gevrey Chambertin |
|---|---|
| タイプ | 赤 / 750ml |
| 産地 | France / Bourgogne / Gevrey Chambertin |
| 生産者名 | Claude Dugat |
| 生産年 | 2002 |
| ぶどう品種 | Pinot Noir |
| 輸入元 | Firadis |
| 備考 |
お届けするヴィンテージは2002年でございます。 Vinous91 WA90-91 |
![]() Claude Dugat「ブドウの出来がすべて」を地で行くジュヴレの真のヴィニュロンブルゴーニュ・ルージュが村名ジュヴレ・シャンベルタン、村名ジュヴレ・シャンベルタンが1級畑。ブラインドで試飲すれば、どのワインもワンランク上のアペラシオンと間違えんばかりの充実感。それほど秀逸なワインを造ってしまうのがクロード・デュガである。 所有する畑は6ha余り。そのうち1.5haはブルゴーニュ・ルージュが占めるので村名以上はわずか4.5haにすぎない。クローンのせいか毎年ブドウの実はすこぶる小さい上、徹底的な選果をするため生産量はきわめて少ない。おのずと需給バランスは狂い、市場で見つけるのは従兄弟のデュガ・ピィ同様、困難を極める。とりわけ特級のグリオット・シャンベルタンとシャペル・シャンベルタンの少なさといったら、ルーミエのミュジニーやルフレーヴのモンラッシェ並み。 クロード・デュガのセラーはセリエ・デ・ディームと呼ばれ、中世に教会が村人から取り立てた年貢を納めていた場所。教会の真向かいに位置する屋敷はおもに13世紀の建築になる。クロードの父モーリスの時代は出来上がったワインはほとんど全量、ネゴシアンに桶売りしていた。ドメーヌ元詰めはクロードが1982年頃から少しづつ始め、1993年からは全量元詰めとなっている。ワイン造りで特徴的なのは、今や一般的な発酵前の低温マセレーションを一切行わないこと。色調もしっかり、フレーバーも華やかなワインなのに意外である。そればかりか発酵中の温度管理もマロラクティック発酵の分析もせずにあれだけ素晴らしいワインを造ってしまうのだから、やはりただ者ではない。 |
