ルフレーヴ / Leflaive
Leflaive

ルフレーヴ
ピュリニー・モンラッシェ最高の造り手ドメーヌ・ルフレーヴ
ドメーヌは20世紀初頭、ジョゼフ・ルフレーヴが一族の畑を相続して設立し、その2人の息子ジョーとヴァンサンの時代に評価を確立。
ジョーの死後はその息子であるオリヴィエが代わりを務め、90年になってヴァンサンの娘アンヌ・クロードが参画。オリヴィエが自身のネゴシアン業で多忙とな ったため、94年以降はアンヌ・クロード・ルフレーヴが一人でドメーヌの経営にあたっていたが、残念ながら2015年に他界。その偉大な功績の跡を継いだのはブリス・ド・ラ・モランディエール。彼はオリヴィエ・ルフレーヴの兄妹の子供で、つまり、オリヴィエや、亡くなったアンヌ ・クロードの甥という事になる。教師からヴィニュロンに転向したアンヌ・クロードのように、彼もまた別の-畑-から転向してきた。元はインダストリー分野で 起業し、世界各国に居を置きつつ事業を拡大してきた。3000人を超える従業員を持つ経営者からのドメーヌ参画は異色である。
ドメーヌ・ルフレーヴはピエール・モレ(1988〜2008年まで醸造長)やアントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ(2007〜2015年まで栽培技術責任者)、最近ではピエール・ヴァンサン(2017〜2024まで醸造長)などを輩出する。また若かりしアンセルム・セロスもルフレーヴで経験を積むなど、ルフレーヴ出身者のDNAはブルゴーニュワインだけでなくワイン業界を牽引する存在である。
止まることを知らない新たな挑戦と大躍進
ルフレーヴはピュリニー・モンラッシェにおよそ25haものブドウ畑を所有する大ドメーヌであり、その大部分をグラン・クリュとプルミエ・クリュが占めている 。
プルミエ・クリュのクラヴォワヨンにおいては、クリマの総面積5.5ha中じつに4.7haを所有する半ば独占状態。グラン・クリュのシュヴァリエ・モンラッシェも 7.4haのうち2haを所有し、1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい。
このシュヴァリエ・モンラッシェの評価があまりに高いため、「ルフレーヴにモンラッシェは必要なし」と言われていたが、91年、ついにモンラッシェを入手。 面積は2ウーヴレ=約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さである。
またルフレーヴはピュリニー・モンラッシェとムルソーに挟まれたブラニー村にも畑を所有し、ドメーヌ唯一の赤ワインを醸造していたが、1995年に一部をシャ ルドネに植え替え、2000年にムルソー・プルミエ・クリュ・スー・ル・ド・ダーヌとしてリリース。04年に残りの区画もシャルドネに植え替えたため、現在、ド メーヌのラインナップに赤ワインはない。さらに2004年、南のマコネ地区に9.33haの畑を取得。同じ年からマコン・ヴェルゼとして醸造を始めた。入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっている。
所有する主な畑は以下の通りです。
特級畑(Grand Cru)
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モンラッシェ (Montrachet)
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シュヴァリエ・モンラッシェ (Chevalier-Montrachet)
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バタール・モンラッシェ (Bâtard-Montrachet)
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ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ (Bienvenues-Bâtard-Montrachet)
一級畑(Premier Cru)
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ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・ピュセル (Puligny-Montrachet 1er Cru Les Pucelles)
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ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・フォラティエール (Puligny-Montrachet 1er Cru Les Folatières)
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ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・コンベット (Puligny-Montrachet 1er Cru Les Combettes)
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ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ クラヴォワヨン (Puligny-Montrachet 1er Cru Clavoillon)
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シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ ラ・マルトロワ (Chassagne-Montrachet 1er Cru La Maltroie)
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ムルソー プルミエ・クリュ スー・ル・ド・ダーヌ (Meursault 1er Cru Sous le Dos d'Âne)
ルフレーヴのおすすめワイン
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