アドリアン・ルノワール / Adrien Renoir

アドリアン・ルノワール - Wine Library

Adrien Renoir

モンターニュ・ド・ランスのグランクリュ、ヴェルジーの若き当主

モンターニュ・ド・ランスの中央部に位置する Verzy/ヴェルジー村に本拠を置く、4世代続くドメーヌ。ヴェルジー村のグランクリュの畑を中心に約 5.5ha を耕作中。現当主は父親のVincent/ヴァンサン氏から引き継いだ Adrien Renoir/アドリアン・ルノワール氏。
土壌は中生代白亜紀後期カンパニア階の白亜質(チョーク質)石灰岩土壌を中心にした底土に、新生代始新世バートニアンの石灰質土壌や泥灰土、新生代始新世プリアボニアンの石灰質土壌などが表土に堆積したもので、シャンパーニュには比較的少ないシレックスの土壌が露出している所も。60%にピノノワール、残りの 40%にシャルドネを栽培している。

ワインアドヴォケイトが「最も輝かしい若い才能を持つひとり」と絶賛

2019年にスタートしたアドリアン・ルノワール名義でリリースするシャンパンはワインアドヴォケイトやVINOUSなど海外メディアに極めて高い評価を得ている。 ワインアドヴォケイトでは2023年12月の記事で「シャンパーニュ地方で最も輝かしい才能のひとり。彼の新しくリリースされた作品はそれを裏付けている。」と絶賛されています。

代表的なキュヴェ

NV ル・テロワール lot2022 

ヴェルジィのGrands Champs(泥土に泥灰土が混ざる土壌)とMontants(白亜質土壌)のピノ50% / シャルドネ50%を使用。
木樽で一次発酵、澱とともに熟成。大樽で熟成した前年のヴァン・ド・レセルヴを 20%アッサンブラージュ。

2020 レ・ゼピノット ピノ・ノワール / アドリアン・ルノワール

ヴェルジィの1973年植樹のセレクション・マサルで選抜されたピノ・ノワールの区画Epinettesのブドウを使用。100%木樽で一次発酵、澱とともに熟成。