ベティッグ
Baettig
2016年には「世界最優秀醸造家」にノミネート!彗星の如く現れたチリの新生ドメーヌ
元ヴィーニャ・エラスリスのチーフワインメーカーであるフランシスコ・べティッグが満を持して2013年に設立した新星ドメーヌ。
フランシスコ・ベティッグは2011年、2017年~2021年の計4回チリ最優秀醸造家に選ばれています。また、『ワインエンスージアスト誌』にて2016年度「世界最優秀醸造家」にノミネートされたり、世界の主要都市20か国以上で開催されたベルリンテイスティングで、何度もボルドー5代シャトーやオーパスワンに勝利してきた、チリのNO.1醸造家です。
チリワインのステレオタイプを覆すエレガントスタイル
マジェコ・ヴァレイという、ブルゴーニュよりも冷涼でありながら、日照量も高すぎず、十分な降雨量が備わっているといったチリ最南端の冷涼地域に畑を持っています。
また、ベティッグの畑は、火山性ながらカルシウムイオンの多い土壌であるため、冷涼+テロワールで、ミネラル感の高いワインに仕上がるのが特徴です。醸造においては、シャルドネは酵素を一切加えずに自然な澱落としだけによる清澄を行うことからも、いかに健全できれいなブドウを使用しているかがうかがい知れます。亜硫酸の添加はプレス後20mg/Lと発酵後30mg/Lのみの最小限に抑え、濾過せずボトリング。ピノ・ノワールは一部全房発酵による長期シュール・リーを行い、しっかりとしたストラクチャーと複雑性を備えたキャラクターに仕上げます。亜硫酸の添加も最小限に抑え、ナチュラルなアプローチを実践しています。こだわり抜いた醸造と恵まれたテロワールによってシャルドネもピノ・ノワールも、ブルゴーニュのトップ・ドメーヌにも引けを取らないエレガントで上質なワインを生み出しています。