バロッシュ

バロッシュ - Wine Library

Barroche

パーカー5つ星獲得のシャトーヌフの若きスター生産者

14世紀より、シャトーヌフ・デュ・パプの地でワイン造りに従事するバロ家。ワイナリーは、1703年にアレクサンドル・バロがスタートさせました。2002年にジュリアン・バロが22歳の時にワイナリーに戻ったことが転機となり、めきめきと評価を上げ、シャトーヌフ・デュ・パプのライジングスターと呼ばれるようになり、現在に至ります。

今では、ラヤスやジャナスなどと並び、シャトーヌフ・デュ・パプを代表する生産者と評され上級キュベは最も入手困難なシャトー・ヌフ・デュ・パプの一つとも言われます。パーカー5つ星生産者としても知られ、シャトー・ラヤスの隣の区画で造られる トップキュベ「ピュール」はグルナッシュ100%のシャトーヌフ・デュ・パプとして2005年と2010年に2度のパーカーポイント100点を獲得しています他にも、世界中の様々な評論家から絶賛されており、その評価は数えればキリがありません。

バロッシュの目指すワインは、シャトーヌフ・デュ・パプの土壌気候で育まれた果実の味わいを忠実にワインに表現すること。一般的な丸石の土壌ではなく、彼らの所有する砂質土壌がもたしてくれる繊細性、エレガンス華やかさを活かすワイン造りを心がけています。近年になり、醸造所を、地上2階から地下一階までポンプを使用せずにワインを造り上げる構造にし、さらに発酵槽には写真にあるようなチューリップ型のセメントタンクを使用します。ワインは、フィルタリングせず、瓶詰め。畑仕事では、ビオ認証は持ちませんが、化学肥料は使用せず、オーガニック由来の肥料を使用。樹齢100年近い古木が広がる畑では、時間がかかるものの適切で丁寧な作業を行えると、現在では生産が中止されている非常に古いトラクターを使用しています。

ワインは凝縮感とエレガンスに優れ比較的若い時からもポテンシャルを発揮します。