イザベル・フェランド(サン・プレフェール)/Isabel Ferrando

 

イザベル・フェランド - Wine Library

Isabel Ferrando

アンリ・ボノーで修行を積んだローヌのトップ・ドメーヌ

当主イザベルは大手銀行クレディ・アグリコルでワイン生産者への融資を担当していた関係から、多くの生産者と知り合う機会に恵まれ、生産者との交流を通じてワインのテイスティングやワイン造りを学び始めました。そしてワイン造りへの情熱から、ワインメーカーへの転身を決意、農業学校に通い見習いワインメーカーとしてのキャリアをスタートさせました。特に親交の深かったシャトーヌフ・デュ・パプのトップドメーヌ、アンリ・ボノーのもとで修行を行い、故郷に程近い同地にあったサン・プレフェールというドメーヌを取得し復興させることで自身のドメーヌを持つこととなります。2022年には娘の参画を機に、満を持してドメーヌ名をファミーユ・イザベル・フェランドへ変更。家族が一丸となって更なる新たな挑戦へ一歩踏み出す決意を表しています。

世界中を席巻した評論誌での輝かしい絶賛の数々

イザベルが自身のドメーヌでワインをリリースするのは2003年と比較的最近のことです。ファーストヴィンテージとなった2003年は瞬く間に話題となりリリースの年に一気にローヌのスタートなります。そしてさらに世界を驚かすこととなった2007ヴィンテージのリリースではロバート・パーカーが「将来伝説となる」、「完璧なワイン」とこれ以上ない最高の言葉とともに100点満点評価をつけました。2010年に再び100点を獲得し、ローヌ最高のドメーヌとしての地位を確実なものとしました。

代表的なキュヴェ

2023 ヴァン・ド・フランス ステラ・デュシット

エレガントな白い花のブーケに柑橘類のノートが生き生きとした表情を加える。フィニッシュにはフェンネルの心地よいノート。アペラシオン名や品種名に縛られないこのワインを、あらゆる料理と自由に楽しめば、Stella Ducitが意味する通り「あなたの星を追いかける」ような喜びが得られるだろう。

 


シャトーヌフのアペラシオンの南端に接するコート・デュ・ローヌの区画ラ・リオネのブドウを使用。レッドカラントやチェリーなどの粒の小さな赤い果実が詰まった華やかな香り。完熟果実の甘み、エレガントな酸、細かなタンニンが織りなすトーンの高い滑らかな味わい。シルキーなフィニッシュにはコショウやハーブのヒントが響く。



樹齢60年の低収量のブドウから生まれるアペラシオンの特性を見事なまでに表現した1本。熟した洋ナシ、白桃、アカシアの香りがグラスから溢れ、口に含むとその香り高さと凝縮感にうっとりさせられる。リッチで長い余韻を持つフルボディで、フレッシュさと繊細さ、そしてエレガンスのバランスが素晴らしい。果実とテロワールの魅力をダイレクトに感じることができる美しいワイン。


イザベルがその品質の高さに惚れ込んだ、1928年植樹の古樹から生み出されるサンソー。石英由来の砂がワインに自然なタンニンとフィネスをもたらしている。ハーブを感じるスパイシーで芳香なノーズに、チェリーやラズベリーの華やかで凝縮感のある果実のフレーバー。古樹ならではの複雑性と見事なまでの余韻の長さ。