ジャン・マルク・ミヨ
ジャン・マルク・ミヨは比較的新しいドメーヌであり、瓶詰めを開始したのは1992年で、現在はジャン・マルクから栽培・醸造を引き継いだ娘のアリクスが 2014年から参加し、二代目としてドメーヌの指揮を執っています。世代交代を経てさらに一段と品質は向上し続けています。
ドメーヌの本拠地はニュイ・サン・ジョルジュに置いていますが、所有する畑のほとんどはヴォーヌ・ロマネとヴージョにあります。グラン・エシェゾー、エシェゾー、クロ・ヴージョなどのグラン・クリュに加え一級スショなどの珠玉の畑を所有しており、特にグラン・エシェゾー はDRCの真隣の区画を持っており愛好家の垂涎の的となっています。
低収量に抑えたブドウを選果した後に全て除梗し5-6日間の低温浸漬。ピジャージュはめったに行わず、ルモンタージュがメイン。新樽率を抑えた軽い焼き目の樽で寝かせ、熟成中の澱引きはせず、無清澄、無ろ過で瓶詰めされます。
ブルゴーニュ・ラヴァーを虜にする理想的なピノ・ノワール
こうして生まれるジャン・マルク・ミヨのワインは、果実の持つ純粋なみずみずしさ、気品あふれるエレガンス、香り高くしなやかなで透き通ったスタイルで、ブルゴーニュのピノ・ノワールに求めるものを全て備えていると言えます。著名なワイン評論家クライヴ・コーツが「このドメーヌは将来のスターになる」と高く評価し、ティム・アトキンも「Top 25 Red Producer」や「Top 25 producer to watch」に選出。すでに入手困難で、目を離すことができない造り手となっています。