マッジオ・ファミリー・ヴィンヤーズ / Maggio Family Vineyards

Maggio Family Vineyards
カリフォルニア州のセントラル・ヴァレー北部に位置し、世界屈指のジンファンデルの聖地として名高いロダイ。この地において、一世紀以上にわたるブドウ栽培の歴史を誇り、名実ともにロダイを代表する存在となっているのが「マッジオ・ファミリー・ヴィンヤーズ」です。このワイナリーを語る上で欠かせないのは、広大な自社畑や最新鋭の設備以上に、五世代にわたって受け継がれてきた「家族の絆」と「農夫としての誇り」です。1906年、イタリアのジェノヴァから大志を抱いてアメリカへと渡ったアンジェロ・マッジオ氏が、カリフォルニアの地で最初に手にしたのは、ワイン造りへの情熱と、不屈の精神でした。当時、サンフランシスコを襲った大地震の復興作業に従事しながらも、彼は理想の地を求めて内陸へと進み、ついにロダイの豊かな土壌に出会います。1928年、彼が自宅の敷地に最初のブドウの苗木を植えたその瞬間から、マッジオ・ファミリーの壮大な物語は始まりました。現在、彼らが手がけるワインは、単なるアルコール飲料としての枠を超え、カリフォルニアの太陽と、イタリア系移民が守り抜いてきた伝統、そして現代のサステナブルな感性が一つに溶け合った、まさに「土地の記憶」そのものと言えるでしょう。