ラモネ / Ramonet
Ramonet
シャサーニュ最高峰に君臨し続ける名門ドメーヌ
ドメーヌの歴史は1920年代前半にまで遡ります。初代当主ピエール・ラモネ氏が最初に購入したのは1.5haのシャサーニュ・モンラッシェ一級畑レ・リュショット。以後も畑の購入を続け、シャサーニュ・モンラッシェを代表する生産者にまで上り詰めました。ピエール氏は、ドメーヌ設立当時の1920年代からドメーヌ元詰めを開始し、1994年に他界するまでカーヴに立ち続けました。そのワイン造りの精神は息子の2代目当主アンドレ氏にも引き継がれ、アンドレ氏の亡き後、彼の息子である3代目ジャン・クロード氏とノエル氏の兄弟に引き継がれました。
現在、兄のノエル氏はブドウ栽培を担当し、弟のジャン・クロード氏が醸造とマーケティングを担当。彼らの子供たちもドメーヌに参画し、ジャン・クロード氏が主体となって、「ジャン・クロード・ラモネ」の名前でワイン造りを行っています。 ブドウ栽培ではリュット・レゾネを導入。ブドウ樹が生態バランスを失い樹の寿命を早めることを避けるために、グリーンハーベストは芽を5〜8芽だけ残すようにするなど、自然に配慮した栽培を行なっています。 醸造では、白ワインは空圧式プレス機で圧搾後、前清澄を経ずにそのままステンレスタンクで、20〜22度で約3~4日間アルコール発酵を行います。樽香が果実味やテロワールを隠すことがないよう、低めの新樽比率30〜35%で樽熟成。彼らのワインは、テロワールの良さが忠実かつシンプルに表現された美しい味わい。若いうちはミネラルが豊富で骨格がしっかりしている印象で、熟成を経るとバターやハチミツ、クリームチーズのような芳醇な風味と滑らかな質感を堪能できます。
彼らが所有する主な畑は以下の通りです。
特級畑(Grand Cru)
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モンラッシェ (Montrachet)
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バタール・モンラッシェ (Bâtard-Montrachet)
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ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ (Bienvenues-Bâtard-Montrachet)
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シュヴァリエ・モンラッシェ (Chevalier-Montrachet)
一級畑(Premier Cru)
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シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ (Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot)
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シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・カイユレ (Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Caillerets)
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シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ ル・グラン・リュショット (Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Ruchottes)
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シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・リュショット (Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Ruchottes)
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ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・シャン・カネ (Puligny-Montrachet 1er Cru Les Champs-Canet)
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ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・リュショット (Puligny-Montrachet 1er Cru Les Ruchottes)
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シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ アベイ・ド・モルジョ (Chassagne-Montrachet 1er Cru Abbaye de Morgeot)
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シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ ブードリオット (Chassagne-Montrachet 1er Cru Boudriotte)
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シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ ヴェイヨン (Chassagne-Montrachet 1er Cru Veyron)
その他、シャサーニュ・モンラッシェの村名畑やブルゴーニュ・ルージュ、マコンなどの畑も所有しています。彼らの所有畑は、グラン・クリュとプルミエ・クリュが全体の7割近くを占めており、その畑の質の高さがワインの品質に直結していると言えます。
ラモネの代表キュヴェ
2012 シャサーニュ・モンラッシェ 1er Cru レ・ショーメ
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