フィルマン・ドゥザ / Firmin Dezat

Firmin Dezat

サンセールにおけるアペラシオン最良の 「典型」

ゥザ家は元々サンセールで最も古い歴史を持つ家柄の一つで、家族の歴史は16世紀にまで遡るという。1948年にアンドレ・ドゥザが現在に至る起点となるドメーヌを立ち上げ、70年代からは2人の息子であるルイとシモンに引き継がれた。サンセールの名声を高めるために最も注力してきた家族経営の造り手となり、アペラシオン最良の 「典型」としてドメーヌ・アンドレ・ドゥザは高い評価を受けてきた。2000年代以降は3代目となるシモンの息子フィルマンが醸造の中心を担うようになる。2021年にフィルマンの叔父であるルイとその息子アルノー(フィルマンにとって従兄)は別ドメーヌを立ち上げることになったことから、2021年より「フィルマン・ドゥザ」としてアンドレのオリジナルの醸造所を引継ぎ、新たなスタートを切った。

2021年以降は完全有機栽培に転換中となり、SO2の添加量も低減を図っているという。2022年に正式に有機認証(AB) を取得。葡萄本来の美しいエキス感がより一層高まっていることは、2020年以降の彼のワインにおいて明らかである。