ロマネ・サン・ヴィヴァン / Romanée-Saint-Vivant
Romanée-Saint-Vivant
ヴォーヌ・ロマネ最大のグラン・クリュ——修道院の名を冠する、エーテルのような繊細さの極致
ロマネ・サン・ヴィヴァンはヴォーヌ・ロマネに位置するグラン・クリュで、約9.44ヘクタールという、村の6つのグラン・クリュの中で最大の面積を持つ畑です。その名は10世紀初頭にニュイ・サン・ジョルジュ近郊に創設されたサン・ヴィヴァン修道院に由来します。1791年にニコラ=ジョセフ・マレーが取得した後、マレー=モンジュ家が一部をルイ・ラトゥール家へ売却し、残る5.28ヘクタールは1966年からドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに賃借され、1988年に正式に同ドメーヌの所有となりました。
DRCはこの畑の最大の所有者であり、年間約18,000本というDRCのラインナップの中でも比較的多い生産量を誇ります。アルベール・ビショ、ルイ・ラトゥール、アルヌー・ラショーなど他の生産者も区画を所有しており、比較的フラットな地形がリシュブールよりも広く豊かなスタイルを生み出す要因となっています。
重さを感じさせない花の芳香——ロマネ・サン・ヴィヴァンが示す、限りなく軽やかな複雑性
ロマネ・サン・ヴィヴァンのワインは、DRCのラインナップの中でも最も繊細でエーテルのような存在感を持つとされ、深いフローラルな香りと重さを感じさせない口当たりが特徴です。リシュブールの力強さとは対照的に、軽やかさの中に複雑さを内包するスタイルが際立ち、ヴォーヌ・ロマネのグラン・クリュ群が持つ表現の幅広さを象徴する一本です。