| 商品名(原語) |
Meursault 1er Cru Perrieres
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|---|---|
| タイプ | 白/ 750ml |
| 産地 | France / Bourgogne / Meursault |
| 生産者名 | Lucien Le Moine |
| 生産年 | 2011 |
| ぶどう品種 | Chardonnay |
| 輸入元 |
Firadis |
| 備考 |
お届けするヴィンテージは2011年でございます。 Vinous93-95 WA91-93 |
![]() Lucien Le Moineハイクラス・マイクロ・ネゴスの草分け的存在ブルゴーニュの中心地ボーヌに拠点を置くルシアン・ルモワンヌ(Lucien Le Moine)は、わずかな生産量ながら世界のブルゴーニュ愛好家から熱烈な支持を受ける小規模ネゴシアンです。その名を冠する「Le Moine(修道士)」の通り、造り手ムニール・サウマ(Mounir Saouma)と妻ロテム(Rotem Saouma)は、まるで修道士のような静かな情熱と厳格な哲学をもってワイン造りに臨みます。彼らのワインは、ブルゴーニュの偉大なテロワールがもつ精妙な個性を、極限まで純化して表現することを目的としています。ルシアン・ルモワンヌは1999年に創業しました。夫妻はともにワイン醸造学を修め、フランス国内外の生産地で経験を積んだのち、自らの理想を形にすべくボーヌに小さなカーヴを構えました。彼らは自らブドウ畑を所有せず、ブルゴーニュ各地の一流栽培家から、グラン・クリュやプルミエ・クリュのブドウを契約的に仕入れます。取引相手は限られた数のドメーヌのみで、長年にわたり信頼を築いた関係のもと、完全に熟した健康な果実のみがルモワンヌのセラーに運び込まれます。このスタイルは、いわゆるネゴシアン・エレヴール(Négociant-Éleveur)に分類されますが、ルモワンヌが特異なのは買いブドウを「素材」としてではなく、「芸術作品」のように仕立て上げることに徹している点です。彼らの目的は「個性を均質化することではなく、テロワールを最大限に語らせること」。そのため、同じヴィンテージであってもクリマごとに仕込み方、熟成方法、樽使いがすべて異なります。 ブルゴーニュのエスプリを樽の中に封じ込める、孤高の熟成士ルシアン・ルモワンヌのワイン造りにおける核心は、醸造よりもむしろ熟成(élevage)**にあります。ムニールとロテムは、発酵段階から人為的介入を極力減らし、自然酵母の働きに任せて果実が自らの方向性を見出すのを待ちます。その後、澱を残したままフレンチオーク樽で熟成が行われますが、その期間は平均で18か月から22か月に及びます。新樽の使用比率は高く、最大で100%に達することもありますが、決して樽香が主張することはありません。これはムニールが選び抜いた樽が極めて高品質であるためであり、また、澱を動かさずに長期間静置することで、酸素の取り込みが緩やかに進み、果実と木の要素が自然に融合していくのです。澱引き(ラック)はほとんど行われず、瓶詰め前にフィルターも使用しません。ワインは澱の上で呼吸を続け、わずかな酸化と還元のバランスが生み出す旨味を蓄えていきます。 また、瓶詰めのタイミングは月の満ち欠けに合わせて行われることが多く、彼らは「自然のリズムがワインを落ち着かせる」と考えています。この徹底した感性の管理が、ルシアン・ルモワンヌのワインに独特の静けさと緊張感をもたらしているのです。 ルシアン・ルモワンヌのワインは、各クリマの特性を極めて明確に映し出します。ヴォーヌ=ロマネの柔らかな官能、ジュヴレ=シャンベルタンの野性味、モンラッシェの厳粛な構造——それぞれが対照的でありながら、共通して感じられるのは「純度」と「深み」です。 とくに有名なキュヴェには、シャンベルタン、ボンヌ・マール、クロ・ド・ヴージョ、ミュジニー、コルトン・シャルルマーニュ、モンラッシェなどのグラン・クリュが含まれます。各ワインの生産量は1~3樽ほどに過ぎず、年によっては1樽のみしか仕込まれないこともあります。そのため、世界市場での流通量は極めて少なく、コレクターズ・アイテムとしても高い評価を得ています。 |
