商品名(原語) |
Trebbiano
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タイプ | 白 / 750ml |
産地 | Italy / Toscana |
生産者名 | Monteraponi |
生産年 | 2018 |
ぶどう品種 | Fiano |
輸入元 | Vintners |
備考 | *写真はイメージです。 |
Monteraponi「重みのない力強さ」を追求し生み出される繊細なワイン キャンティ地区で洗練されたエレガントなサンジョヴェーゼを作ることで知られるモンテラポーニは、1000年以上の歴史を持つ畑とセラーを所有しています。銘醸地とされるラッダ・イン・キャンティの丘に所有する葡萄畑は標高420~570mにありガレストロ(泥灰)や石灰岩、砂、粘土などの複雑な土壌を持ちます。 ワイナリーは10世紀からの建物を改装し使用。醸造での人的介入は必要最低限に留められ、発酵はセメントタンクにて野生酵母のみ、温度管理もなしで行われます。バロン・ウーゴの醸造にはノンブロ社の楕円形のセメントタンクを使用します。ノンブロ社はセメントタンクのリーダー的存在で、最近自然派生産者の間で流行の卵型セメントタンクもノンブロ社が開発したものです。この楕円形のセメントタンクも卵型と同じく、内部で対流が起こる為タンク内上部と下部の温度差が少なく、また自然なルモンタージュの効果が得られます。この楕円形セメントタンクは、シャトー・ポンテ・カネ、ハーラン・エステートなどの有名生産者も使用しております。 除梗機や熟成樽など、ブルゴーニュで使われているものを多く使用しています。。ブルゴーニュは世界でもクリュの概念が最も浸透している地域で、自分もラッダ・イン・キャンティのテロワールを表現したくてワイン造りを行っているので、必然的にブルゴーニュに似たものになるとのこと。また、パカレやジャック・フレデリック・ミュニエなどとも親交があります。 モンテラポーニは自らのワイン造りを「重みのない力強さ」を表現するものと説明します。。これの表現のためにすべての醸造方法を考えているとのことでした。現在は醸造家としてマウリッツォ・カステッリを迎えています。彼はグラッタマッコやマストロヤンニ、コル ドルチャ、ポデリ ボスカレッリなどのコンサルも請け負っており、伝統的なスタイルのワイン造りに評判がある非常に高い評価を受ける醸造家です。 Trebbiano生産本数が800本と極めて珍しいモンテラポーニの白ワイン。 標高420メートルに位置するイル カンピテッロの畑より収穫したトレッビアーノを使用します。畑の平均樹齢は40年以上。50%の除梗を行った後、セメントタンクで2日間のスキンコンタクトを行ないます。発酵は野生酵母のみを使用。旧バリックにて12ヶ月の熟成の後、下弦の月の時期、ろ過をせず、無清澄で瓶詰めします。 金木犀のようなフローラルなトップノーズに完熟した桃やオレンジピール、ローズマリーなどのハーブのニュアンスを含みます。凝縮感のある果実味のふくよかさを感じフレッシュな酸味とミネラル、少しのタンニンが味わいを引き締めます。余韻に長く伸びる酸がエレガントな印象を抱かせる素晴らしいワイン。 |