シャトー・タルボ / Château Talbot

Château Talbot
1453年カスティヨンの戦いで散った英国の英雄——コネタブル・タルボの名を冠する、サン・ジュリアン最大規模の第四級
シャトー・タルボは、ボルドーのサン・ジュリアンアペラシオンに位置する1855年格付け第四級のシャトーで、サン・ジュリアンの格付けシャトーの中でも最大規模の畑を持ちます。エステートの名は1453年のカスティヨンの戦い(百年戦争最後の決戦)で戦死した英国の軍司令官「コネタブル・タルボ(ジョン・タルボット)」にちなんでいます。同人が直接このエステートを所有していたかは定かでありませんが、その名声がこの地に永遠に刻まれています。18世紀にはマルキ・ドゥ・オーの所有のもとで「タルボー・ドゥ」として知られ、1855年格付け時に第四級の評価を受けました。20世紀初頭にコルディエ家が取得し、長年にわたる安定した経営でサン・ジュリアンの信頼できる銘柄として地位を確立。現在はボルドーの名門ネゴシアン「ロール・リヒタン」社が後継として経営を担っています。
畑は約106ヘクタールという広大な面積を持ち、カベルネ・ソーヴィニヨン約66%、メルロー約26%、プティ・ヴェルドー約5%、カベルネ・フラン約3%という構成です。シャトーにはカベルネ・ソーヴィニヨン100%の珍しい白ワイン「キュヴェ・タルボ・コレクション・カイユー・ブラン」も存在し、セカンドワイン「コネタブル・タルボ」は1979年から展開しています。
一貫したスタイルと信頼性——サン・ジュリアンのヴィンテージを超えた安定感が示す、コルディエ流クラシック・ボルドー
タルボのワインは、カシスや黒系果実のアロマに心地よいタンニンと骨格が加わる、バランスの取れたクラシックなサン・ジュリアン・スタイルが特徴です。ヴィンテージによるブレが少なく、コストパフォーマンスに優れた格付けワインとして世界中のソムリエとレストランから長年支持されています。