ドメーヌ・ド・クルセル／Domaine de Courcel
Domaine de Courcel
400年続くポマールの老舗ドメーヌ
400年の歴史を誇るドメーヌで、現在は創始者の子孫に所有、運営されています。コート・ド・ボーヌでは珍しく強固なタンニンと素晴らしい凝縮感のあるワインを造っています。1996年からドメーヌ・コンフュロン・コトティドのイヴ・コンフュロンが醸造を手掛けるようになり、品質が目覚ましく向上しました。4つのプルミエ・クリュ、1つのヴィラージュ、そしてACブルゴーニュの赤白を造っています。年産30000本以上で、いずれも海外からの引き合いも多く、高い評価を得ています。畑においても醸造においても、伝統的手法と現代的手法を組み合わせ、テロワールと環境をリスペクトすることをポリシーとしています。
グラン・クロ・デ・ゼプノの単独所有者
ポマールの生産者の中でも、所有する畑に一級畑が占める割合が極めて多く、75％以上にものぼります。中でも単独所有のグラン・クロ・デ・ゼプノはドメーヌのフラッグシップです。エネルギーに満ちた大きな構造のワインができる畑で、コント・アルマンのモノポール “クロ デ ゼプノ”の北隣に位置します。
醸造・熟成
醸造は1か月かけて行います。厳しい選果をし、ブドウを優しく容器に移します。低温浸漬の後、低温発酵を行いますが、これによりワインのアロマ抽出がよりよくなります。容器ごとを丁寧に混ぜ合わせ、それにより色とタンニンが安定します。その後キュヴェによってそれぞれマセシオン・カルボニックを施します。熟成は選びこんだオーク樽を使用。1か月の抽出後、ワインは21~23か月熟成し、澱引き後、何も添加することなく瓶詰をします。
代表的なキュヴェ
