インドミティ / Indomiti

インドミティ - Wine Library

Indomiti 

ヴェネトの丘が育てた反骨のナチュラルワイン
——「飼いならされない」造り手シモーネ・アンブロジーニ

インドミティ(Indomiti)は、イタリア・ヴェネト州ヴィチェンツァを拠点とする若き醸造家シモーネ・アンブロジーニが手がける、小規模なナチュラルワインプロジェクトです。「Indomiti」とはイタリア語で「飼いならされていない、屈しない者たち」を意味し、その名の通り、慣行農業とも大量生産とも無縁の反骨精神に貫かれています。サン・ミケーレ・アッラディジェの農業専門学校で栽培と醸造を学んだシモーネは、別のワイナリーで経験を積んだのち、自分自身のプロジェクトを起こすべくオーストラリアへ渡ります。世界を旅し、原点に立ち返ったのち、2018年、故郷ヴィチェンツァ郊外のアルクニャーノ地区に戻り、フィモン湖を見下ろす森に囲まれた畑を長期契約で取得。ガルガーネガ、タイ・ロッソ、ピノ・ビアンコ、ソーヴィニヨンなどの在来品種が植わるその区画で、2018年ヴィンテージを初リリースしました。現在は約3ヘクタールの畑を管理し、2021年からは若いオノロジー学生のカミッラが加わり、畑作業のさらなる精度向上に取り組んでいます。

土地と自分を信じる、最小限の手仕事

シモーネの醸造哲学は「ワインが自分自身であることを許す」という一言に尽きます。赤粘土と石灰岩が混在するベリチ丘陵のテロワールを最大限に活かすため、栽培はビオディナミ農法を取り入れた完全自然農法で行い、化学肥料・除草剤・殺虫剤を使用しません。収穫は手摘みで行い、醸造設備はコンクリートヴァットと小規模なタンクを最低限に絞った質素な構成。自身のワイナリーは持たず、醸造スペースも借り受けながら仕事を続けています。発酵は野生酵母のみによる自発的なもので、SO2は使用しないか、ごく少量にとどめます。ガルガーネガを使ったスキンコンタクトの白「アルガ」や、タイ・ロッソによる赤「ロッタイ」など、ヴェネトの土着品種が持つ野性味とミネラルをダイレクトに表現したラインナップは、RAW WINEやVin Naturでも注目を集めており、国内外の自然派ワイン愛好家から高い支持を得ています。