ジョセフ・パスカル / Joseph Pascal

Joseph Pascal
一流相手にブドウを供給してきた歴史深いドメーヌ
創設は1955年。ピュリニーで4世代続くドメーヌだが、ブドウ栽培と並行して1975年から苗木商を営み、ブルゴーニュをメインに実に250以上の蔵元と取引がある。ドメーヌ・ルフレーヴ、エティエンヌ・ソゼ、ドメーヌ・ミシュロ、ミシェル・ブーズロー、ドメーヌ・ラモネ、ジャン・ルイ・シャヴィなど、ピュリニー・モンラッシェ、ムルソー、シャサーニュ・モンラッシェの超一流ドメーヌなどが顧客に名を連ねる。
また1960年代からドメーヌ元詰めを行っているが、今でも約2割のブドウをエティエンヌ・ソゼやオリヴィエ・ルフレーヴといったネゴシアンに提供しており、有名ネゴシアンから一目置かれている存在である。
ドメーヌの歴史は1920年に現当主の祖父がピュリニー・モンラッシェに定住したことから始まる。その後、父のジャン・パスカルが1955年にドメーヌを創設。1960年代から元詰めワインの販売を開始した。1975年に現当主のジャン・リュックがドメーヌに参画し、ドメーヌ・ジャン・パスカル・エ・フィスと法人組織化。その後は、小さな区画を少しずつ買い足しながら規模を広げていき、現在は16ヘクタールの畑を所有する。2000年からジャン・リックの息子のヤンが栽培を、妻のアレクサンドラが醸造を担当している。アレクサンドラはボーヌの醸造学校で学んだ後、修行中にヤン氏と出会い結婚、そのまま家業に参画した。夫婦のドメーヌとして新たにドメーヌ・ジョゼフ・パスカルを設立した。
栽培はリュット・レゾネを実践し、年四回の耕耘でブドウの根を地中深くへ誘導している。すべての区画でグリーン・ハーヴェストを行い、収穫時には1株に最大でも6房のブドウしか残らないようにしている。1992年から醸造コンサルタントとしてオリヴィエ・ルフレーヴ、ドメーヌ・ルフレーヴ、エティエンヌ・ソゼなどで醸造コンサルタントを務めたキリアコス・キニゴプロスが担当している