ラ・ターシュ / La Tâche
La Tâche
ナポレオンの将軍が夢見た畑——力強さと官能性が同居する、DRC第二の頂点
ラ・ターシュはヴォーヌ・ロマネに位置するグラン・クリュで、約6ヘクタールの畑です。1815年にナポレオンの将軍ルイ・リジェ・ベレールとその息子がこの地を含む40ヘクタールの優良な土地を取得したことに始まり、1933年に一族の遺産争いを経てドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに売却されました。隣接する「レ・ゴーディショ」も併合され、1936年に単一のグラン・クリュ・モノポールとして統合され、現在の姿となっています。
ロマネ・コンティとともにDRCの完全モノポールであり、東〜南東向きの水はけの良い斜面、鉄分を含む石灰質土壌、岩盤を持つ立地が特徴です。樹齢平均44年の古樹が植えられ、一部の区画ではビオディナミ農法も導入されています。低収量と厳格な選果によって、毎年限られた量だけが瓶詰めされます。
野生の果実とリコリス、スモークの薫り——力と優美の交響曲
ラ・ターシュのワインは、野生の果実、リコリス、バラの花びら、スモークしたダックのニュアンスが重なる複雑なアロマが特徴です。フルボディでありながらビロードのような質感を持ち、緻密で構造のあるタンニンと果実の豊かさが見事なバランスで共存しています。ロマネ・コンティと比較されることの多いこの畑は、「力と優美の交響曲」と称されるほど均整の取れた偉大さを示しています。