Les Saint-Georges / レ・サン=ジョルジュ

Les Saint-Georges
村名の由来となった伝説の畑——グラン・クリュ昇格を繰り返し議論される、ニュイ・サン・ジョルジュ最高のプルミエ・クリュ
レ・サン=ジョルジュはニュイ・サン・ジョルジュを代表するプルミエ・クリュで、村名の由来ともなった歴史的な畑です。1187年の文書にその名が登場するという古い記録を持ち、村の南部に位置する約7.53ヘクタールの畑は、かつてブルゴーニュの修道士たちがこの地の最良の土地として選び出した場所のひとつとされています。ニュイ・サン・ジョルジュにはグラン・クリュが存在しませんが、レ・サン=ジョルジュはグラン・クリュへの昇格を定期的に議論される候補筆頭として知られています。
石灰岩を基盤とした赤色泥灰土の土壌と東向きの斜面が、ピノ・ノワールにニュイらしい力強い骨格とタンニンをもたらします。ドメーヌ・ルロワ、アンリ・グー、ジョルジュ・シェヴィオン、ジャン・タルデーなど錚々たる生産者が区画を所有しています。
グラン・クリュ候補の実力——赤い土が生む力強い骨格とスパイスのニュアンス
レ・サン=ジョルジュのワインは、ダークチェリーや黒スグリのアロマにスパイス、燻製、鉄のミネラル感が重なる、ニュイ・サン・ジョルジュらしい力強くも複雑なスタイルが特徴です。しっかりとしたタンニンの骨格は10〜15年の熟成を経ることで溶け込み、革やトリュフのニュアンスが現れます。グラン・クリュへの昇格議論は実現していませんが、その品質はブルゴーニュ愛好家の間でグラン・クリュに匹敵すると広く認識されており、産地の誠実さを体現する一本です。