| 商品名(原語) | Chateauneuf du Pape Reserve des Deux Freres |
|---|---|
| タイプ | 赤ワイン / 750ml |
| 産地 | France / Rhone / Chateauneuf du Pape |
| 生産者名 | Pierre Usseglio |
| 生産年 | 2009 |
| ぶどう品種 | Gernache |
| 輸入元 | Firadis |
| 備考 | Vinous95 WA92 |
Pierre Usseglio
ピエール・ユッセリオ・エ・フィスは、シャトーヌフ・デュ・パプを代表する名門ドメーヌのひとつです。力強く凝縮した果実味、豊かなテクスチャー、そして南ローヌらしいスケール感を備えたワインで、長年にわたり高い評価を確立してきました。
特筆すべきは、その品質の安定感です。優良年はもちろん、気候条件の難しいヴィンテージにおいても大きく品質を落とすことが少なく、過去20年以上にわたり安定して高水準のワインを生み出しています。看板となるシャトーヌフ・デュ・パプだけでなく、コート・デュ・ローヌやヴァン・ド・フランスのキュヴェにおいても、価格帯を超えた完成度を見せる生産者として知られています。
ドメーヌの歴史は1948年、イタリアから移住したフランシス・ユッセリオ氏が、シャトーヌフ・デュ・パプに8haの畑を取得したことから始まります。その後、息子ピエール氏の代で所有畑を大きく拡大。現在は3代目となるジャン・ピエール氏とティエリー氏がその伝統を受け継ぎ、さらなる品質向上に取り組んでいます。
現在所有する畑は約39ha。そのうち24haがシャトーヌフ・デュ・パプに位置しています。名高いラ・クロをはじめ、セレス、ラ・ベディーヌなど複数の優れた区画に畑を所有し、ブドウ樹の多くは樹齢65年以上。若い樹であっても40年ほどに達するなど、古樹由来の深い凝縮感がワインに大きな個性を与えています。
シャトーヌフ・デュ・パプを象徴する丸い小石「ガレ」に覆われた畑は、日中に太陽の熱を蓄え、夜間にゆっくりと放出します。これによりブドウは十分な熟度を得ながら、豊かな果実味と厚みを備えた味わいへと導かれます。さらに収量は20〜25hL/ha程度に厳しく抑えられ、ワインには一層の凝縮感と密度がもたらされます。
醸造においては、白を含む複数のシャトーヌフ・デュ・パプを手掛けています。代表的なキュヴェである「トラディション」は、グルナッシュを主体に構成され、オーク樽とコンクリートタンクで約12ヶ月熟成。南ローヌらしい豊かな果実味に、しなやかな質感と奥行きを兼ね備えた、ドメーヌのスタイルを知るうえで重要な一本です。
また、ユッセリオのワイン造りは非常に緻密です。収穫のタイミング、除梗の有無、茎の熟度の見極め、バリックやデュミ・ミュイといった樽の使い分け、さらには樽の焼き加減に至るまで、細部にわたる判断が積み重ねられています。その丁寧な仕事が、濃密でありながら重さだけに偏らない、完成度の高いワインを生み出しています。
近年では、全房発酵の採用、白ブドウを含めたブレンド、アンフォラの使用など、新たなアプローチにも積極的に取り組んでいます。ただし、それは従来のスタイルを大きく変えるためではなく、優れたテロワール、古樹の力、そして代々受け継がれてきた職人的な技術を、より明確に表現するための進化です。
ピエール・ユッセリオ・エ・フィスは、力強さ、凝縮感、安定した品質、そしてシャトーヌフ・デュ・パプらしい風格を兼ね備えた生産者です。伝統を守りながらも時代に合わせて進化を続けるそのワインは、南ローヌを代表する一本として、今なお多くのワイン愛好家から高い支持を集めています。
Chateauneuf du Pape Reserve des Deux Freres
区画ごとにブレンドした後、厳選された2樽のみを採用し造られるキュヴェ。品質の見合う年にのみ生産されます。柔らかな果実感が前面に現れた、ユッセリオの中でもやや現代的な仕上がり。イチジクやブラックベリー、ブラックチェリージャム、樟脳、甘草の入り混じる甘美なアロマ。アタックはリッチで濃縮感があり、レザーやカカオの風味を伴い深みのある余韻へと続きます。15-20年の熟成を期待できます。