商品名(原語) | Santorini |
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タイプ | 赤 / 750ml |
産地 | Greece / Santorini |
生産者名 | Akra Chryssos |
生産年 | 2021 |
ぶどう品種 | Assyrtico |
輸入元 | ラシーヌ |
Akra Chryssos スピリトン・フリソスは4代目として家業のぶどう農家を継ぎ2015年から少量ずつワインを造っています。醸造学校には行かずに他の醸造家からの助けを借りながら先祖から受け継いだ樹齢200年にも及ぶプレフィロキセラのぶどうを使用してワインを造ります。 2015年、2016年は最上のワイナリーの一つとも言われるハツィダキス・ワイナリーでハリディモス(2017年逝去)の下で指導を受けながら自身のワインを醸造しました。2017年からは比較的歴史の長いアルテミス・カラモレゴスで間借りしてワインを造っています。 Santorini1800年代植樹のアシルティコ主体、アティーニ、アイダニ使用。 サントリーニ島の土着品種3種類からなる、透明感がある力強い果実味を塩味とミネラルが支えます。 従来のサントリーニワインよりも、より攻めたものを作りたいと言う思いを込めたキュヴェ サントリーニワインについて温暖な気候でも高い酸度を保つことができる土着品種アシルティコをはじめとしてサントリーニは新たな銘醸地として期待が高まっています。 ワイン作りが本格化したのが1970年代と最近であることと、降水量が少なく低収量になることによる生産量が少なさから、まだメジャーな産地として認識はされていませんが、火山質土壌と火山灰のおかげでフィロキセラの被害がなく高樹齢のブドウ樹が多く存在してる貴重な産地です。 標高は高くはないが常に海風が吹き付けており、アシルティコなどはクルーラ仕立てという、枝を螺旋状に巻き籠のようにする特殊な仕立てを行います。 土地の価格の上昇や人材不足などの問題に直面しながらも急成長を遂げているサントリーニをはじめとするギリシャワイン業界。今のところ、圧倒的なトップ生産者がおらず「空の玉座」の状態です。今後どの作り手がトップと呼ばれるのか今から目が離せません。 |