| 商品名(原語) | Vosne Romanee |
|---|---|
| タイプ | 赤ワイン / 750ml |
| 産地 | France / Bourgogne / Vosne-Romanée |
| 生産者名 |
Pascale Rion Delhautal |
| 生産年 | 2022 |
| ぶどう品種 | Pinot Noir |
| 輸入元 | Firadis |
| 備考 |
JR16.5+ お届けするヴィンテージは2022年になります。 |
![]() Pascale Rion Delhautal名門ダニエル・リオンの畑を受け継ぐ正統後継者ブルゴーニュにおいて、家族経営のワイナリーが直面する大きな試練の一つが、複雑な相続手続きと、それに伴う畑の分割です。2020ヴィンテージから新たな歩みを始めたパスカル・リオン・ドロタルも、まさにそうした困難な転換期を乗り越えて誕生したワイナリーです。 オーナー兼醸造責任者を務めるパスカルは、1955年に創設された名門ダニエル・リオンの創始者の末娘です。父ダニエルの傍らで長年にわたりワイン造りの哲学を学び、ともにドメーヌを支えてきました。しかし父の死後、実家のワイナリーは惜しまれながらもその歴史に幕を下ろします。 そのような状況の中でも、父から受け継いだワイン造りへの情熱が失われることはありませんでした。複雑な相続を乗り越え、受け継いだ大切な畑とともに、自身のドメーヌを立ち上げたのです。 現在、パスカルが所有する畑は4.3haです。受け継いだテロワールへの深い敬意を胸に、グラン・クリュから広域アペラシオンまで、すべての畑に対して同じ姿勢で丁寧に向き合うことを信条としています。 畑に植えられたブドウ樹は、最も若いものでも樹齢30年以上を誇り、中には祖父の代に植えられた区画も残されています。ダニエル・リオン時代から受け継がれてきたマサル・セレクションも、大切に守り続けられています。 畑の管理も当時の方法を受け継いでいます。冬には土壌改良を目的として豆科のカバークロップを植え、春から夏にかけてはブドウ樹との過度な水分・養分競合を防ぐために刈り込みを行います。こうして健全に育てられたブドウは、最適な熟度を見極めたうえで、すべて手作業で丁寧に収穫されています。 評論誌も絶賛の伝統を受け継ぐワイン造りパスカルがワイン造りの拠点としているのは、シャンボール・ミュジニーの名門アミオ・セルヴェルが、手狭になったことをきっかけに移転するまで使用していた歴史あるセラーです。この由緒ある空間で、パスカルは奇をてらうことなく、伝統的な醸造手法を大切にしながら、ブドウ本来のピュアな果実味を引き出すワイン造りを行っています。 収穫したブドウは基本的に100%除梗し、自然酵母によって発酵させます。発酵初期はマストの温度が25℃に達するまでピジャージュを行い、その後は苦味や過度な収れん性を持つタンニンの抽出を避けるため、より穏やかな抽出方法であるルモンタージュへと切り替えます。このように、発酵の状態を細かく見極めながら、一つひとつの工程を丁寧に進めています。 自身の名を冠したドメーヌを立ち上げ、優れた畑と伝統を受け継いだパスカルのワインは、リリース直後から世界的なワイン評価誌『Bettane+Desseauve』をはじめ、複数の専門メディアで高い評価を獲得しています。 その品質の根底にあるのは、父から受け継いだワイン造りへの誇りと、家族の歴史に対する深い敬意です。その想いは、ドメーヌのエチケットにも象徴的に表現されています。描かれたバラのモチーフには、旧姓「Rion」のR、父「Daniel」のD、そして現在の姓「Delhautal」のDがさりげなく組み込まれています。 父が遺したかけがえのない畑を守りながら、未来へ向かって一歩ずつ歩みを進めるパスカル。そのワインは、ブルゴーニュの伝統を受け継ぎながらも、新たな歴史を刻む存在として、これからますます注目を集めることでしょう。 Vosne Romaneeカシスやフランボワーズの華やかながら密度の詰まったアロマが心地よく広がる。しなやかで継ぎ目のないテクスチャと旨味を伴った果実味が、口に含むと酸とミネラルに支えられ心地よい。 |
