2021 ル・セー・デ・カルム・オー・ブリオン / グラーヴ 【蔵出し】

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商品名(原語) C des Carmes Haut Brion (2nd wine of Ch. Les Carmes Haut Brion)
タイプ 赤 / 750ml
産地 France / Bordeaux / Graves
生産者名 Ch. Les Carmes Haut Brion
生産年 2021
ぶどう品種 Cabernet Sauvignon, Merlot, Petit Verdot
輸入元

Firadis

備考

*お届けするヴィンテージは2021年でございます。

Vinous92+ WA92

蔵出し

キャップが蝋のため欠けていることがございます。キャップが欠けていることによる返品交換は承りかねます。予めご了承ください。

Ch. Les Carmes Haut Brion

シャトー・レ・カルム・オー・ブリオンは、ボルドー左岸ペサック・レオニャンに位置する、近年最も注目を集めるシャトーのひとつである。ボルドー市内に畑の区画を所有する稀有な存在であり、その畑はメドック格付け第一級シャトー・オー・ブリオン、そしてグラーヴ格付けの名門シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンのすぐ近くに広がる。

所有畑は約10haと小規模ながら、その立地は極めて恵まれている。歴史的にレ・カルム・オー・ブリオンの畑は、かつてシャトー・オー・ブリオンの一部であったという経緯を持ち、土壌構成もオー・ブリオンに通じる優れた性質を備える。さらに都市部に近い環境がもたらす独自のミクロクリマにより、春の霜害を受けにくく、ブドウが早く健全に成熟しやすいという大きな利点を持つ。

その歴史は古く、2世紀近くにわたりカルメル会修道院の所有地であった。フランス革命後には、ボルドーのネゴシアンであったシャントカイユ家が取得。その後、2010年に不動産開発を手掛けるピシェ・グループが買収したことで、レ・カルム・オー・ブリオンは大きな転換期を迎える。

ピシェ・グループによる買収後、畑と醸造設備には大規模な投資が行われた。2012年には、若き才能として注目を集めるギョーム・プーティエ氏が支配人に就任。さらに2016年には、フィリップ・スタルク氏とリュック・アルセーヌ・アンリ氏が設計を手掛けた、革新的で美しい新セラーが完成した。この近代的な設備と明確な品質志向により、シャトーの評価は飛躍的に高まっている。

レ・カルム・オー・ブリオンを語るうえで欠かせない特徴が、ボルドー左岸では珍しく、近年カベルネ・フランを重要な位置づけにしている点である。一般的に左岸ではカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインが多いなか、レ・カルム・オー・ブリオンはカベルネ・フランの繊細な香り、しなやかな骨格、優美な質感を生かし、他のボルドーワインとは一線を画す個性を表現している。

醸造においても、独自性のあるアプローチが取られている。一部に全房発酵を採用し、抽出では果房を果汁の中に静かに沈め、ゆっくりと成分を引き出す「インフュージョン」と呼ばれる手法を導入。強く抽出するのではなく、果実、茎、果皮から繊細にエッセンスを引き出すことで、過度な重さを避けながら、奥行きと緻密なテクスチャーを備えたワインを生み出している。

全房発酵は、ワインにフレッシュでピュアなアロマ、清涼感、複雑なニュアンスをもたらす。一方でインフュージョンによる穏やかな抽出は、タンニンをより柔らかく、質感を滑らかに整える。その結果、レ・カルム・オー・ブリオンのワインは、ボルドーらしい熟成ポテンシャルを備えながらも、若いうちから魅力を感じられるエレガントなスタイルに仕上がる。

近年のレ・カルム・オー・ブリオンは、評価面でも目覚ましい躍進を遂げている。2020年ヴィンテージはヴィノスとデキャンタで100点を獲得。さらに2022年ヴィンテージでは、ワイン・アドヴォケイト、ヴィノス、デキャンタにおいて100点を獲得し、世界中のワイン愛好家やコレクターから大きな注目を集めた。

また、シャトー変革の中心人物であるギョーム・プーティエ氏は、2023年にル・フィガロ・ヴァンが選ぶ「フランスのベストワインメーカー50」において第1位に選出されている。これは、レ・カルム・オー・ブリオンが単なる話題性に留まらず、現代ボルドーを牽引する存在として評価されていることを示している。

生産量はボルドーのシャトーとしては非常に限られており、世界的な需要の高まりに対して流通量はごくわずかである。特に日本市場に入荷する本数は少なく、評価の高いヴィンテージは入手困難になりやすい。

シャトー・レ・カルム・オー・ブリオンは、歴史あるテロワール、カベルネ・フランを生かした独自のブレンド、革新的な醸造、そしてギョーム・プーティエ氏の卓越した感性が融合した、現代ボルドーを象徴するシャトーである。伝統的なボルドーワインの格式を備えながら、軽やかさ、香りの美しさ、柔らかな質感を兼ね備えたそのスタイルは、今後さらに評価を高めていく可能性を秘めている。

2021 C des Carmes Haut Brion 

(2nd wine of Ch. Les Carmes Haut Brion)

セー・デ・カルム・オー・ブリオンは、シャトー・レ・カルム・オー・ブリオンのセカンドラベルとしてではなく、ファーストと同じチーム、同じフィロソフィーで、別のテロワールから造られているワイン。より若い世代に飲んでもらうために、価格を控えめに設定し、長い熟成を待たずともすぐに楽しめるワインというコンセプトのもと、ファーストと異なる畑のブドウを使用している。

2021 ル・C・デ・カルム・オー・ブリオンは、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体としたブレンドで、バラ、チェリー、スミレ、ブルーベリー、スパイスのアロマが魅力的な、グルメなブーケが特徴です。口に含むと、ミディアムからフルボディでジューシーかつしなやかな味わいが広がり、生き生きとしたミッドパレットと繊細な果実味が、長く深く、食欲をそそる余韻へと続きます。WA92 飲み頃:2024 - 2034

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