商品名(原語) |
Chablis 1er Cru Montee de Tonnerre
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タイプ | 白 / 750ml |
産地 | France / Bourgogne / Chablis |
生産者名 | Sebastien Christophe |
生産年 | 2023 |
ぶどう品種 | Chardonnay |
輸入元 |
Firadis |
備考 |
*お届けするヴィンテージは2023年でございます。 |
![]() Sebastien Christophe再注目が集まるシャブリの唯一無二のテロワールを見事に表現する優良生産者近年の温暖化がシャブリに及ぼす影響は見逃せないものとなってきています。1つ目は冷涼なシャブリでもブドウが安定して熟す様になり、ヴィンテージ毎の品質の差が縮まっていること。2つ目はブドウの熟度が高まった事によるスタイルの多様化があります。フレッシュさを保持しながらコート・ドールを彷彿とさせるリッチなスタイルも作られる様になっており、シャブリ=ミネラル・キレという従来のイメージの枠を飛び越え、多様なスタイルのシャルドネを提供する産地としての進化を見せつつあるのです。ブルゴーニュの著しい価格高騰の中、美味しいシャルドネを探す際にシャブリは最良の選択肢になりえます。その中でも注目すべき造り手がドメーヌ・セバスチャン・クリストフといえます。 スラン川右岸のフィエ村に居を構えるドメーヌ・セバスチャン・クリストフは1999年に創設された比較的若いワイナリーです。当主のセバスチャンはボーヌで醸造を学び、創設当初は祖父から引き継いだ0.6haの畑のみでスタート。その後、親戚などに土地をもらいながら拡大し、現在ではプティ・シャブリ、シャブリに加え、1erCruの中でも名高いフルショーム、モンテ・ド・トネール、モン・ド・ミリューを含む計35haを所有しています。創立当初、若木のブドウはシャブリの大ドメーヌであるジャン・マルク・ブロカールに販売しており、今でも樹齢8年未満の若木のブドウは全てネゴシアンに販売しています。 栽培ではリュットレゾネを取り入れており、醸造ではステンレスタンクをメインに用いるが、一部バリックも使用し、酸を和らげるためにマロラクティック発酵を行います。重要視する澱との接触ではバトナージュではなくオクソライン・ラックと呼ばれる棚を用い、樽を回転させる手法を取っています。樽を支える支柱の1つ1つにローラーがついており、その上に置かれた樽を手動で回転させることで、沈んだ澱を撹拌する事ができます。バトナージュと比べるとより短い時間で均質的な澱との接触が可能になり、更に樽の栓を開ける必要がないので酸化のリスクを減らすことが出来きます。この作業は毎年同じように行われるのではなく、例えば暑い年は果実味がリッチになるため樽の回転を控えめにし、逆に涼しい年は味わいに厚みを出すために回転の頻度を上げて澱との接触を増やす。このように年によって最適なアプローチを施します。こうして生まれるセバスチャン・クリストフのワインは、ピュアな果実、張りのあるボディ、柔らかくも伸びのある酸、澱の成分が絶妙に溶け込んだ見事なバランスが楽しめる。 超一流ホテル御用達セバスチャン・クリストフのワインは生産量の約80-90%を輸出、国内で流通する残りのワインもリッツ・カールトンやペニンシュラなどのパリの一流ホテルに販売してしまうため、フランス国内でさえ彼のワインを見つけるのは難しいといいます。ワイン・アドヴォケイト誌では「ピュアで生き生きとしたシャブリの優れた造り手、急速に台頭している」という評価に加え「シャブリの知るべき生産者」「シャブリのグレート・バリュー・ワイン」にも選ばれています。コスト・パフォーマンスの高い優れた造り手として見逃すことの出来ない生産者! Chablis 1er Cru Montee de Tonnerreミネラルの風味に富み、斜面の優れた日照のために濃厚な果実味を持つ逸品 |