【限定入荷】2005 サンジュリアン・シャトー・ピション・ラランド

ピション・ラランドが所有する約100ヘクタールのブドウ畑のうち、実は約11ヘクタールは物理的にサン・ジュリアン村の境界内に位置しています。ボルドーの厳格なワイン法において、通常であれば村を跨げば名乗れるアペラシオン(AOC)も変わるはずですが、ピション・ラランドは歴史的な経緯から、このサン・ジュリアンにある畑のブドウを使っても「ポイヤックAOC」を名乗ることが許されている極めて稀なシャトーです。

このサン・ジュリアンの区画が、ピション・ラランド特有のエレガンスとしなやかなタンニンを形成する重要なピースとなっていることは言うまでもありません。しかし、その広大な区画のうち、わずか「1ヘクタール」分だけが、ファーストワインへのブレンドからあえて外され、シャトーのスタッフや関係者のためだけに、村名をそのまま冠した「サン・ジュリアン」として特別に醸造されているのです。

このボルドーワインの中でも最も希少であるといっても過言ではないワインの2005年ヴィンテージが3本限定で入荷しました。再入荷の可能性が極めて低い希少在庫ですので、ぜひご検討ください。

2005 サン・ジュリアン・ド・シャトー・ ピション・ラランド / サン・ジュリアン

 

ボルドーの当たり年である2005年ヴィンテージは、後年の2006年と比べても圧倒的な凝縮感と気品を備えた、まさに別格の仕上がりとなっています。

本来、ピション・ラランドはポイヤック二級のシャトーですが、サン・ジュリアン村の境界内にも畑を所有しており、その個性がワインに優美さを与えています。このキュヴェは、そのサン・ジュリアン産のブドウだけを独立させて醸造したもので、生産数は年間400ケースにも満たない激レア品です。ポイヤックの力強さとサン・ジュリアンのしなやかさが、2005年という偉大なヴィンテージの恩恵を受け、完璧な調和を見せています。

熟成から20年を経た現在、カシスや黒系果実の凝縮したアロマは、シダーやタバコ、湿った土といった深みのある熟成香へと昇華しています。2005年特有の強固なタンニンはシルクのように解け、長い余韻が続く至高のバランスに達しています。