厳選生産者のブルゴーニュ ４本セット(赤２：白２)

Racines

Domaine de la Cadette

ヴェズレのポテンシャルを世界に示したパイオニア的存在

ドメーヌ・ド・ラ・カデットは、ヴェズレ特有の石灰岩質土壌と冷涼な気候を活かし、ミネラル感にあふれたフレッシュなワインを生産しています。特にシャルドネの品質は高く、果実味と酸のバランスが取れた、エレガントで飲み心地の良いスタイルが特徴です。また、ピノ・ノワールやガメイからも個性的なワインを造り出し、軽やかでありながら深みのある味わいを表現しています。ブルゴーニュの名だたる産地とは一線を画す、ヴェズレならではの独自の魅力を持ったワインです。

ドメーヌ・ド・ラ・カデットでは、設立当初からオーガニック農法（ビオロジック）を採用し、2002年には正式に認証を取得しています。化学肥料や除草剤を一切使用せず、自然の力を最大限に活かしたブドウ栽培を行っています。醸造においても極力人的介入を減らし、野生酵母による自然発酵を実践。新樽の使用を控え、ステンレスタンクや古樽を用いることで、ブドウ本来の風味とテロワールの個性をストレートに表現しています。酸化防止剤の使用も最低限に抑え、よりテロワールに忠実な味わいを追求しています。

SARL La Sœur Cadette

ドメーヌ・ド・ラ・カデットにて、父ジャン・モンタネと働きつつ、母親カトリーヌのドメーヌ・モンタネ・トダンでは醸造責任者として腕を振るう、ヴァランタン・モンタネのネゴシアン。醸造される買いブドウは、ヴェズレイ周辺のブドウだけでなく、ヴァランタンの醸造学校時代や、彼と志を同じくする友人の多い、ボジョレーやマコンのブドウの仕込みもしています。ドメーヌ・ド・ラ・カデット同様、ヴァランタンの父ジャンの設立したネゴシアンですが、2014年ころからは、醸造学校や海外での経験を経て帰ってきたヴァランタンに次第に運営を任せるようになり、近年ではヴァランタンが責任者としてワイナリーを経営しています。2019年現在の生産ワインはヴェズレイ、マコン、ボジョレーを主軸にしていますが、様々な地域でのワイン造りを経験し、好奇心の強いヴァランタンは、また新たな可能性を探しています。

Cave Des Vignerons De Buxy

Vintners

 Laurent Mouton

ジヴリを代表するであろう注目の若手ワイナリー

ローラン・ムートンはジヴリに拠点を置く四代続く家族経営のドメーヌです。ローランは2002年よりドメーヌに加わり計12haの所有畑でテロワールを忠実に表現したワインを作っています。まだまだ若手ワイナリーですが間違いなく高いクオリティーのワインを作り出す技量は、この地方一番の注目を集めています。

豊富で滑らかなタンニンと軽快でジューシーな味わいはジヴリのテロワールを忠実に表現しています。フローラルで土壌由来のミネラルを感じる気品のあるワインを生み出します。

Givry Rouge

ジヴリーの複数の区画をブレンド。除梗率100%でイチゴやカシス、胡椒などのスパイシーなニュアンスが合わさった香り。柔らかく、温かいタンニン。

Deveney Mars

フランス各地で20を越える星付きレストランで採用

2011年からスタートしたマイクロネゴシアンで2015年から本格的なスタートを果たした新星。現在は自社畑5haほど所有するドメーヌとしてワインを造っています。
ドメーヌ名は栽培・醸造を務めるジェレミー・マルス(ミッシェル・カイヨで6年間修行)と経営を担当するリオネル・ドゥヴネイからとりました。若い2人ですが、成長著しいワイナリーの勢いはさらにスピード感を増しています。現在はフランス各地で20を越える星付きレストランで彼らのワインが採用されています。

一貫性のある、テロワールを追求したワイン造り

可能な限り、人的介入を避け、赤白ワイン共に同じ醸造方法を取り入れています。
澱引きや清澄を行わず、新樽率は30～40％と一定にしてワインを熟成せます。
醸造を一定にし、樽の焼きや仕入先を変えないことで、よりぶどうの品質が出やすくなるため、クオリティの高いぶどうにてワインを生産しています。

ワインには一貫して透明感と柔らかさが表現されており、その中にそれぞれのテロワールの個性が反映されています。

Bourugogne Blanc

ポマールに近い区画の平均樹齢30年のシャルドネを使用。新樽40％による柔らかいボリュームと豊かさを感じさせる味わい。柑橘系主体にバターやバニラのタッチが加わります。