ジョヴァンニ・ロッソ
Giovanni Rosso
ブルゴーニュの名門で修行を積んだバローロの雄
ジョヴァンニ・ロッソは12ヘクタールの畑を持つ小規模家族経営ドメーヌで、バローロ地域内、セッラルンガ・ダルバ村にあるバウダーナの小集落に位置しています。ロッソ家は、1890年代からセッラルンガ・ダルバ村に畑を所有し、ブドウ栽培を行ってきましたが、ジョヴァンニ・ロッソの名前で元詰めを始めたのは1995年のことです。
現当主ダヴィデは、ブルゴーニュのドメーヌ・ジャン・グリヴォやドニ・モルテなど様々なワイナリーで修業を経験しています。ワイン造りでは伝統的な手法を重視し、小型のセメントタンクを用い、1ヶ月に及び野生酵母でのアルコール発酵とマロラクティック発酵を行います。その間、温度は管理一切行わないと言います。果実味の純粋性を保つため、デレスタージュではなく優しいルモンタージュで抽出しテロワールのエッセンスを見事に捉えたワインを造ります。