2013 バルバレスコ クリケット・パイエ / ロアーニャ

Roagna

ロアーニャは一世紀半以上も昔からバルバレスコを生産している伝統的なワイナリー。現当主ルーカは５代目の当主となります。ルーカの父、アルフレッドが1990年にカスティリオーネ・ディ・ファッレート村のロッケ地区、500年以上の歴史を持つカッシーナ・ピーラを購入したことで、ワイナリーはバローロの生産にも乗り出すという大きな一歩を進めました。

数年前まで全生産量の99％を外国へ輸出していたことからアメリカでは何十年も前からオークションの常連となるほどの不動の人気を博しています。イタリア国内では一部の熱狂的な伝統的ネッビオーロの個人愛好家の口コミでわずかに、じわじわとその評判が広がっていきました。最近のエスプレッソやガンベロ・ロッソをはじめとするメディアは最近になってようやく高い評価をつけ始めています！

Barbaresco Crichet Paje

クリケットとはピエモンテの方言で、“小さな丘の 上の部分”という意味で、まさにネッビオーロのよ うに、常に風にさらされる必要のある品種の栽培 に最適と言える。 パイエの畑を1953年に買ったジョヴァンニ・ロ アーニャによって、パイエの畑の中でも最良の区 画が選別された。ネッビオーロという品種を理解 するため、そしてまた、家族の特別な用事のみに 楽しまれるワインだった。しかしルーカの父親 の、アルフレッドによって1978年に初めて、販売 された。