Beiorte - Sr. Roubado Tinto

赤 / 750ml

  João Costa

ジョアォン・コシュタはダォンで生まれ、常に家族で農業に携わってきた。2011年からESA（コインブラ工芸大学 - 農業学校）で有機農業を学び、コース終了前のインター ンシップとして、アルバ（トリノ大学）の研究室とブドウ畑で3ヶ月間従事します。そこでワインの世界への情熱がさらに高まり、リスボンのISAでブドウ栽培と醸造学の修士課程 に進むことを決意。この課程を修了するまでの間、彼はスイスのワイナリーで醸造経験を積む。その後はアレンテージョや、ドウロのニーポート、リスボンではキンタ・ ダ・セッラディーニャでも経験を重ね、介入を最小限に抑え、テロワールを純粋に表現したワインを造るという考え、 そしてそのための感性が高まった。

自身のワイン造りは2020年に開始したが、現在も他のワイナリーで働いており、中でもルイシュ・ロペシュの主導の元、 彼の右腕となって参加している”ドミニオ・ド・アソール （ダォン地方）”のプロジェクトには注目が集まっています。

Beiorte - Sr. Roubado Tinto

 除梗し7日間マセレーションをした後、垂直プレス。ラガール（開放発酵槽）で野生酵母とともに醗酵、温度コントロールはしない。ステンレスタンクで15ヵ月間熟成。
ペッパーの強い風味が特徴的。スモモ、タイム、ブラッドオレンジ、トンカ豆など、オリエンタルでやや乾燥したアロマが広がる。味わいはフレッシュでシャープでありながら、シリアスな雰囲気も漂う。えぐみと渋みがしっかりと口に残るが不快な感じはない。力強さと濃厚さが別物であることが良く分かる、エネルギッシュな赤ワイン。