| 商品名(原語) |
der Garter Riesling trocken |
|---|---|
| タイプ | 白ワイン / 750ml |
| 産地 | Germany / Mosel |
| 生産者名 | Cantzheim |
| 生産年 | 2021 |
| ぶどう品種 | Riesling |
| 輸入元 |
Firadis |
| 備考 |
*お届けするヴィンテージは2021年でございます。 |
![]() Cantzheim廃墟寸前のザール最古の区画にアンナ・ライマンが見出した、世界最高のリースリング・テロワールへの扉ヴァインゴート・カンツハイムは、ドイツ モーゼル地方ザール河沿い、トリーアとルクセンブルク国境から15分ほどの距離に位置するカンツェム村を本拠とする、2016年創業の新世代ワイナリーです。創業者アンナ・ライマンは醸造への情熱をインターンシップで目覚め、フランス・モンペリエで醸造学を修めた後、世界各地でのワイン経験を積みながらモーゼルのマーカス・モリトールとビショフリッヒェ・ヴァインギューター・トリーアで研鑽を積みました。「自分のプロジェクトを持つことが論理的な次のステップだった」とアンナが語る通り、2015年にトライアル醸造を始め、2016年が最初の商業ヴィンテージとなりました。エステートを取得する機会は、後継者のいない老齢の所有者から廃墟寸前の状態で売りに出された「一生に一度の機会(once-in-a-lifetime opportunity)」——急峻なリースリングの斜面畑、手作業による長年の栽培の伝統、そして古い文化的・知的歴史を持つ建物という三つの要素が重なった場所でした。 アンナの夫ステファン・ライマンとともに設立したカンツハイムは、夫妻が「世界最高のリースリング・テロワール」と信じるザールの石板斜面に根ざしています。カンツェム村はザール川の旧流路(アルテ・ザール)沿いに位置し、青灰色の粘板岩(ブラウシーファー)に覆われた急斜面がリースリングに際立ったミネラル感と細い骨格をもたらします。2017年に行われたグランドオープニングは、クラシックとモダンを融合させた見事な建築アンサンブルを披露する場となりました。カンツハイムの畑はザールのプレミアム区画「カンツェマー・ホルカー(Kanzemer Horecker)」「カンツェマー・アルテンベルク(Altenberg)」を中心に展開しており、2018年ヴィンテージでは「デア・アルテンベルク」という辛口スタイルのリースリングが初めてリリースされています。 「デア・カンツェマー」から「デア・アルテンベルク」まで——自然なバランスを重視した自然酵母醸造が示す、ザール・リースリングの繊細な緊張感カンツハイムの醸造哲学は「自然なバランスを持つワイン」を軸に据えており、多くのモーゼル生産者と同様に発酵を自然酵母に委ね、ワインが法律上の辛口水準を若干上回る糖分を残した状態で発酵が止まることを許容するアプローチを取ることがあります。ラインナップのフラッグシップは村名格キュヴェ「デア・カンツェマー(Der Kanzemer)」で、カンツェムの複数区画からのリースリングをアッサンブラージュした産地の入口となる一本です。単一区画の「デア・アルテンベルク」は低収量を確保できた年にのみリリースされる、カンツハイムのテロワール表現の頂点に立つキュヴェです。ワイン評論家テリー・タイズがカンツハイムのワインをレビューし「塩味とミネラル感のあるジューシーなスタイル」と評しているように、ザールの青い粘板岩と冷涼な気候が生む、骨格の細い緊張感と果実の純粋さの共存がカンツハイムの最大の個性です。初ヴィンテージから平均以上の評価を得てきたこの夫婦の挑戦は、ザールという産地の無限の可能性を証明し続けています。 |
