2021 リースリング・ブラントシュタット / ヴァイダー・マルベルク

どの栽培地とも異なり、古い自然石の石壁に覆われたテラス式の畑がヴァッハウという生産地を特徴付けています。
　テラス式畑は視覚的な特徴を表現するだけでなく、ワインの味わいにも際立った独特の個性を与えます。しかし、手作業によって耕作を行なうテラス式畑は過酷な労働を強いられます。そのため、古くからのテラス式の畑が見捨てられ、将来的に今の景観が全く変わってしまう危機に直面しております。

オーナーのペーター・マルベルクはそのような危機に直面している畑を購入し、ブドウを作り始めました。平均樹齢30~50年の樹からできるワインは手作業での厳しい仕事の見返りとして十分の品質を表してくれると言います。

醸造中の不必要な介入を避け、テロワールの個性を最大限に引き出すヴァイダー・マルベルクのワインは妥協を一切感じさせない高品質な味わいになります。

Riesling Brandstatt

元々は荒れ果てていた、最も冷涼な畑の再生プロジェクト。現地のアカシアの樽で一年熟成。伝統的な製法で作られる非常に上品んで見事なワイン。

ヴァッハウのワインを牽引するヴェイダー・マルベルクのハイクラスのワインをぜひお試しください。