| 商品名(原語) |
Pinot Gris Brand |
|---|---|
| タイプ | 白 / 750ml |
| 産地 | France / Alsace |
| 生産者名 | Albert Boxler |
| 生産年 | 2015 |
| ぶどう品種 | Pinot Gris |
| 輸入元 |
Firadis |
| 備考 | WA94 |
アルザスで注目を集める、3ツ星評価の実力派ドメーヌAlbert Boxlerアルベール・ボクスレは、アルザス地方で高い注目を集める実力派ドメーヌである。フランスを代表するワインガイド『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』において3ツ星を獲得しており、ヴァインバック、マルセル・ダイス、ツィント・ウンブレヒトに続く存在として評価される、アルザス屈指の生産者である。 ボクスレ家は17世紀末頃からワイン業に携わってきた歴史を持つ。1946年、当時の当主アルベール・ボクスレ氏が自身の名を冠して醸造と販売を開始。1996年からは息子のジャン・ボクスレ氏がドメーヌを引き継ぎ、現在の評価を確立している。 ドメーヌが位置するのは、標高約300mの小さな村、ニーデルモルシュヴィルである。アルザスらしい冷涼感と日照に恵まれたこの地で、ボクスレは土地の個性を丁寧に表現するワイン造りを行っている。所有畑には、ニーデルモルシュヴィル村の北側に広がるグラン・クリュ「ソンメルベルグ」、そしてトゥルクハイム村に位置するグラン・クリュ「ブラント」が含まれる。 特にソンメルベルグは、アルベール・ボクスレを語るうえで欠かせない重要な畑である。急斜面に広がるこのグラン・クリュは、ブドウに高い凝縮感と張りのある酸、そして明確なミネラル感をもたらす。ブラントは力強さと豊かさを備えたグラン・クリュとして知られ、品種ごとの個性に加え、畑由来の奥行きをワインに与える。 栽培では、ブドウ樹に化学剤を使用せず、病害に対しても薬剤の使用を最小限に抑えるなど、自然なアプローチを徹底している。過度に人の手を加えるのではなく、健全な土壌とブドウ樹の力を尊重し、テロワールの個性を素直に引き出すことを重視している。 醸造においても、自然な造りが貫かれている。ポンピングオーバーや清澄を行わず、ワインに余計な負荷をかけないことで、果実本来の純度と繊細な質感を守る。こうした丁寧な仕事により、アルベール・ボクスレのワインには、透明感のある果実味、緻密なミネラル、凛とした酸、そして美しいエレガンスが備わる。 生み出されるワインは、ピュアで非常に洗練されたスタイルを特徴とする。派手な力強さではなく、飲むほどに奥行きが広がる端正な味わい。リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールといったアルザスを代表する品種においても、品種の個性と畑の表情が明確に表現されている。 アルベール・ボクスレは、安心して美味しさを楽しめる安定感と、偉大なアルザスワインに求められる緊張感を兼ね備えた生産者である。伝統ある家系、優れたグラン・クリュ、自然を尊重した栽培と醸造によって、アルザスの新たな名手として確かな存在感を放っている。 |