オーストラリアワインのシラーズのおすすめ 産地別スタイルの特徴と厳選銘柄をソムリエが解説

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濃厚な果実味とスパイシーな風味で世界を魅了する、オーストラリアの看板品種「シラーズ」。フランス・ローヌ地方の「シラー」と同じ品種でありながら、オーストラリアでは力強くも多彩なスタイルへと進化しました。本記事では産地ごとのスタイルの違いや選び方、料理との相性、そして当店で実際にお選びいただける銘柄まで、ソムリエが解説します。
シラーズ(Shiraz)は、フランス・ローヌ地方原産の黒ブドウ「シラー(Syrah)」と同一品種です。オーストラリアでは19世紀から栽培が根づき、この国を代表する品種となりました。呼び名の違いは、産地ごとの造りの伝統を象徴的に表しています。
ブラックベリーやプラムの黒系果実に、黒胡椒やスパイス、チョコレートのニュアンスが重なります。温暖な産地ではふくよかで濃厚、冷涼な産地ではスパイス感と引き締まった構造が際立つのが魅力です。
オーストラリアで最も有名なシラーズの銘醸地。100年を超える古木も多く、濃密でパワフルな王道スタイルが生まれます。中でもエデン・ヴァレーは標高が高く、力強さに気品と長期熟成能力を備えた偉大なシラーズを生みます。
標高の高い冷涼なエリアでは、黒胡椒のスパイス感としなやかな酸を備えた、よりエレガントで現代的なシラーが生まれています。自然派の造り手が多く、近年最も注目されるスタイルです。
当店 Wine Library から、対極的な魅力を持つ2本をご紹介します。現代的な自然派スタイルと、世界的評価を受ける銘醸——シラーズの奥深さを体感いただけます。
産地:オーストラリア(南オーストラリア・バスケット・レンジ) 品種:シラー(シラーズ)
【現代・自然派】「バスケット・レンジの職人が手がける、しなやかなシラー」
濡れた土やアニス、ブラックベリーといったスパイシーで艶やかな表情を楽しめる赤。醸造家ブレンダン・キースによるブレンドの自由度が高い特別なキュヴェで、パワフル一辺倒ではない現代的なシラーの魅力が詰まっています。
¥4,980 / 商品ページはこちら
産地:オーストラリア(南オーストラリア・エデン・ヴァレー) 品種:シラーズ
【銘醸・最高峰】「ワインアドヴォケイト95+点・ヒル・オブ・グレイスで名高いヘンチキの単一畑シラーズ」
「ヒル・オブ・グレイス」で世界に知られるオーストラリア屈指の名門ヘンチキ。その単一畑「マウント・エーデルストーン」は、WA95+点・WS93点を獲得した銘醸です。力強さと気品を兼ね備え、長期熟成も楽しめる、シラーズ愛好家憧れの一本。化粧箱付きでギフトにも最適です。
¥26,980 / 商品ページはこちら
▶ オーストラリアワインの在庫一覧はこちら シラーズの入荷状況は変わります。最新のラインナップはコレクションページでご確認ください。
濃厚でボリューム感のある味わいが好みなら「バロッサ/エデン・ヴァレー」、しなやかでスパイシーなスタイルが好みなら「バスケット・レンジ」など冷涼産地を目印に選ぶと、好みに合った一本に出会えます。
普段飲みやワイン会には¥4,000〜5,000台の現代的なシラー、記念日や贈り物には銘醸と呼ばれる一本を、と使い分けるのがおすすめです。
濃厚な果実味とスパイス感を持つシラーズは、味の濃い肉料理と好相性。牛肉のステーキや煮込み、ラムのグリル、照り焼き、スパイスを効かせたBBQなどと合わせると、料理の旨みとワインの果実味が互いを引き立てます。黒胡椒を効かせた料理との相性は格別です。
A. 同じ品種です。オーストラリアなどでは「シラーズ」、フランスなどでは「シラー」と呼ばれます。呼び名の違いは産地の伝統的なスタイルの違いを象徴しています。
A. 濃厚で飲みごたえのある赤が好きな方に最適です。渋みが穏やかで果実の甘やかさが感じられるため、赤ワインに慣れていない方の入り口にもなります。

