【テイスティング記録】キャビアに合うスパークリングワイン
キャビアに合うスパーリングワイン
たっぷりの旨味と塩味、そしてクリーミーな味わいを持ち、フレンチ料理の王道でもある世界三大珍味キャビア。高級食材のイメージがあるキャビアですので、一般的にもキャビアにはワイン(シャンパン)というイメージが定着しているかと思います。
しかし、実際に複数のワインを一緒に試してみると意外にも、バッチリと相性がいいワインは少なく、ハードルの高いペアリングであることがわかりました。
今回はスパークリングワインの中で、特にキャビアと相性が良かったものを2種類ご紹介します。
今回紹介する2種は
・2015 キュヴェ・ジャンヌ /リシャール・シュルラン 1500ml
・2021 ヴィオニエ メソッド・トラディショナル / イヴ・キュイロン
キャビア×サワークリーム×チップス
まずは、市販のポテトチップスの上にたっぷりのサワークリームを塗ってその上にふんだんにキャビアを乗せた贅沢な一品から。
ポテトチップスのサクッとした食感とサワークリームの酸味、キャビアの旨味が合わさった一口です。特にサワークリームが非常にいい仕事をしており、キャビアとポテトチップスの味をつなぎ合わせる接着剤的な役割を果たしています。
・2015 キュヴェ・ジャンヌ /リシャール・シュルラン 1500ml
まずはリシャール・シュルランから合わせてみました。程よく熟成感のある2015年のマグナム。やはりシャンパーニュのマグナムは素晴らしいです。ブティーユ以上に味わいに厚みがあり、熟成感と力強さを兼ね備えたシャンパーニュに仕上がっています。
こちらは言うまでもなくいい組み合わせになりました。熟成由来の香ばしい香りがポテトチップスのエアリーな食感にマッチし、丸みを帯びた滑らかな酸もサワークリーのなめらかな酸とピタリとあいました。肝心のキャビアの存在感ですが、まだ若さが残ったリシャール・シュルランのミネラル感とキャビアの塩味が合わさり一体感のある組み合わせに!
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オードブルとして軽快に楽しみたい
そんな方におすすめの、 シャンパーニュの王道ペアリングです。
・2021 ヴィオニエ メソッド・トラディショナル / イヴ・キュイロン
次はシャンパーニュ方式ではありますが、ヴィオニエ100%の珍しいローヌのスパークリングです。こちらも少し弊社で熟成させていたもので、程よく熟成感も出ています。ヴィオニエらしい高貴で華やかなニュアンスとねっとりとしたテクスチャーを備えます。
こちらも素晴らしいマリアージュが出来上がりました!ヴィオニエの華やかなフレーヴァーが加わり味わいにより奥行きが生まれます。ねっとりとしたテクスチャーもキャビアのクリーミーな食感と非常に合いました。ただ、シャンパーニュに比べフルボディで重心が低いスパークリングだったため、ポテトチップスのエアリーな食感とあまりうまく合わさらず少し一貫性に欠けたような印象もあります。ただ総じてで評価すると非常に面白くフルーティーで華やかなヴィオニエのキャラクターがキャビアに新たな可能性を提示したように思います。
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キャビアをしっかりと味わいたい
- 華やかかつガツンとした食事を楽しみたい
そんな方におすすめの、 フルボディ目のペアリングです。
キャビア×サワークリーム×焼き椎茸(?!)

こちらはまた挑戦的な一品!先述のポテトチップスの代わりに瑞々しく旨みと風味の強い椎茸を使用しました。結論から言うと、この一品が満場一致で一番美味しかったです。
・2015 キュヴェ・ジャンヌ /リシャール・シュルラン 1500ml
シャンパーニュの熟成感と、椎茸とキャビアとサワークリームそれぞれの旨みが口の中で合わさる極上のマリアージュになりました!椎茸本来の少しの酸味も全体の旨みを増長させる土台となります。そしてサワークリームと椎茸の相性も抜群でした。椎茸バターを軽くしたようなイメージで非常に食べ心地がいい組み合わせになりました。
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食材それぞれの旨みをふんだんに楽しみたい
- ワインの熟成感を活かしたペアリングをしたい
そんな方におすすめのペアリングです。
・2021 ヴィオニエ メソッド・トラディショナル / イヴ・キュイロン
ヴィオニエの華やかさがさらに際立つペアリング!ポテトチップスと比べ繊細な風味を持つ椎茸に変えることで一気にヴィオニエの香りが花開きました。エキゾチックな花の風味が口いっぱいに広がります。キャビアにも不思議とフルーティな印象が加わりこれまでのペアリングの時とは違う表情を見せました。
個人的には相性+意外性も加味して、こちらのペアリングが最も印象に残る結果になりました。
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華やかさを存分に楽しみたい
そんな方におすすめのペアリングです。
キャビアとの組み合わせでは、赤ワインも数種類試しましたが、やはり試した赤ワインは少し生臭さを発生させてしまいました。今後、赤でもいろいろと試してみて相性がいいワインを見つけたらご紹介させていただきます!

