【テイスティング記録】アンリオ / Henriot
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2006 エメラ / アンリオ
アンリオのプレステージ・キュヴェ「エメラ」。2006年は太陽に恵まれたヴィンテージで、熟成によってその魅力がいっそう深まっています。
グラスからは、トーストやヘーゼルナッツの香ばしさに加え、蜂蜜や甘栗を思わせる甘やかな香りが広がります。時間とともにブリオッシュやドライフルーツのニュアンスも重なり、熟成シャンパーニュならではの複雑さが楽しめます。
泡はきめ細かく、口当たりは滑らか。ボリューム感があるので見応えある仕上がりです。
熟成由来のコクと旨みがしっかりと感じられながらも、アンリオらしい上品な酸が全体を美しくまとめています。
今まさにプレステージキュヴェの実力を十分に感じていただける完成度です。

ペアリングは京都の焼鳥「吉田よしお」にて。
焼き鳥全般との相性も良好でしたが、特に印象的だったのが鶏油で焼いた椎茸。酒と鶏油で水分を逃さず、ふっくらと仕上げた椎茸の香りと旨味が、エメラの熟成由来のコクやナッツ香と見事に重なりました。シンプルながら奥行きのある一皿です。
この一手間はご自宅でも再現可能です。椎茸に軽く酒を振り、鶏油(なければ鶏皮を焼いて出た脂でも可)でじっくり火を入れるだけ。ぜひ試していただきたい組み合わせです。
なお、エメラは2013年ヴィンテージを最後に生産終了となりました。熟成シャンパーニュがお好きな方は、さらに3〜5年寝かせることで、より深い味わいへと進化していくでしょう。
なお今回お邪魔したお店は「吉田よしお」さんでした。
*ワインを持ち込みされる際はお店に直接お問い合わせください。
