クロ・デ・ランブレ / Clos des Lambrays

Clos des Lambrays

1365年から続く石壁の畑——LVMHが磨く、貴族的な気品を纏うグラン・クリュ

クロ・デ・ランブレはモレ・サン・ドニに位置するグラン・クリュで、その歴史は1365年にシトー会修道士が石壁で囲んだことに遡ります。1936年の格付け制定時にはプルミエ・クリュとされていましたが、品質への評価の高さから1981年にブルゴーニュ33番目のグラン・クリュとして正式に認定されました。畑は約8.84ヘクタールで、その大部分をドメーヌ・デ・ランブレが所有する準モノポールの形をとっています。2014年にLVMHがこの畑を取得し、ビオロジック・ビオディナミへの転換を進めながら品質をさらに高めています。

畑は203の「ウーヴレ」と呼ばれる区画に分かれており、現在は12の区画ごとに個別に醸造したのちブレンドする手法が採用されています。上部は泥灰質、下部は石灰質粘土という土壌の変化が、畑全体に複雑な個性をもたらしています。

若いうちから纏う貴族的な丸み——クロ・デ・ランブレが示す、年月とともに増す重厚さ

クロ・デ・ランブレのワインは、プラムやチェリー、バラの花びらのアロマに、なめらかなタンニンが特徴です。「真の貴族」と称されることもあるほど、若いうちから完成度の高い丸みを持ち、熟成によって奥行きと重厚感がさらに増していきます。クロ・ド・タールと並んでモレ・サン・ドニを代表する存在として、その気品ある個性は多くのブルゴーニュ愛好家を魅了しています。