マゾワイエール・シャンベルタン / Mazoyères-Chambertin
Mazoyères-Chambertin
シャルム・シャンベルタンの名乗りを選ぶ畑——ジュヴレ・シャンベルタンで最も知られざるグラン・クリュ
マゾワイエール・シャンベルタンはジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュで、シャルム・シャンベルタンの南側に隣接する畑です。法律上はマゾワイエール・シャンベルタンとシャルム・シャンベルタンの両方の名前を名乗ることが認められていますが、知名度の高いシャルム・シャンベルタンの名でラベルに表記する生産者がほとんどであるため、マゾワイエール・シャンベルタンという名前自体は市場でほとんど見かけることがありません。
この特殊な事情から、マゾワイエール・シャンベルタンは実質的にシャンベルタン群の中で最も知名度が低いグラン・クリュとなっています。畑自体のテロワールはシャルム・シャンベルタンと地続きであり、優れた生産者が手がければ同様の品質を持つワインが生まれます。
名前の選択が生む稀少性——マゾワイエール・シャンベルタンという名で出会うことの価値
マゾワイエール・シャンベルタンのワインは、シャルム・シャンベルタンと共通する丸みのある果実味とバランスの取れたタンニンを持ちます。あえてこの名前を選んで瓶詰めする生産者は少数派であり、その希少性ゆえにマゾワイエール・シャンベルタンの名を冠したボトルに出会えること自体が、ジュヴレ・シャンベルタンを深く知る愛好家にとって特別な発見となります。